夏の風物詩のひとつ、甲子園が終わってしまった。
決勝戦も、後半はうまく昼休みの時間とかぶったので、
最後までじっくり見ました。
9回の2アウト、ランナー無し、10対4という、
6点のビハインドの状況から、
連打連打で勝ちへの想いを選手皆でつなぎ、
ファールフライを3塁手が見失い、アウトにできず、
そしてまた連打で10対9の1点差まで追いついたところ、
そして、最後のアウトもヒット性だったし、
最終回は一挙手一投足にゾクゾクさせられた。
決勝戦はホント、
漫画を見ているかのようにドラマティックというか、
夢を見ているかのようだった。
花巻東の菊池は、背中の痛みがあり、
最後までマウンドを守ることができなかった。
154キロをマークしたし、気持ちを凄く感じた。
センバツの時より、何かまとまりすぎてるなぁ、
という印象もあったが、それをカバーしたのは、
周りの選手たちだった。
実に清々しく、まとまりのある素晴らしいチームだった。
他にも、明豊。
九州大会で、ベスト4や8だったということで、
実力はかねてから認めていたが、
あんな怪物がいたんですね、今宮君。
あの気迫の154キロも凄かったし、
常葉橘の庄司との対決、
そして対決のあとの二人のやりとりは心に染みた。
そして、智弁和歌山。
もともと僕は智弁和歌山が好きだ。
高嶋監督が大好きなのだが、
今年は例年と違い、岡田投手を中心とした、
守りのチームだった。
岡田を高嶋監督はわが子のように大切に育てた。
その成長は、もちろん球速などの投球技術もだが、
心の部分が一番大きい。
それはあの、ノーアウト満塁を抑えたシーンで結実した。
岡田にとっては非常にこれから先につながる、
ターニングポイントといえるような、シーンだったと思う。
高嶋監督と岡田については、
以下の動画をまず順に見ていただければわかるだろう。
その1
その2
ありがとう、夏!甲子園!
2009年8月24日月曜日
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