2010年2月3日水曜日

♯150 書籍(文学)

 さて、本日2本目の更新です。 

 ということで、購入した書物をつらつらと。
あらすじ・内容に関しては、転載で。


「映像の修辞学」ロラン・バルト
(イメージは意味の極限である。
映像=イメージをめぐる3つのテクスト
(2篇の論文と1篇のインタヴュー)が1冊に。
広告写真からいくつもの記号を掬い上げ、
イコン的なメッセージと言語的メッセージを丹念に読み取ってみせる
「イメージの修辞学」。報道写真やグラビア写真などを取り上げ、
フォトジェニックな構図・手法、
テクストとの関係を記号学的に論じる「写真のメッセージ」。
作品の意味が宙吊りになる魅力について
ブニュエルの「皆殺しの天使」を引きながら闊達に語る「映画について」。
イメージから記号を読み取る鮮やかな手つき、
言葉の持つ官能性を存分に味わえるロラン・バルトの独壇場。)



以下は、100円で購入。
純文学が主だが、そういえば、純文学は、
大学時代、図書館で借りて読んでいたもので、
財産としては、何も持ってはいなかった。
と、いうことで、ちょこっとですが、100円で色々購入。


「蒲団・重右衛門の最後」田山花袋
(蒲団に残るあの人の匂いが恋しい
――赤裸々な内面を大胆に告白して自然主義文学の先駆をなした
「蒲団」に「重右衛門の最後」を併録。)


「盲目物語」谷崎潤一郎
(長政・勝家二人の武将に嫁し、
戦国の残酷な世を生きた小谷方と淀君ら三人の姫君の境涯を、
盲いの法師が絶妙な語り口で物語る名作。)



「ヰタ・セクスアリス」森鴎外
(哲学者金井湛なる人物の性の歴史。
六歳の時に見た絵草紙に始まり、
悩み多き青年期を経ていく過程を冷静な科学者の目で淡々と記す。)


「田園の憂鬱」佐藤春夫
(都会の喧噪から逃れ、
草深い武蔵野に移り住んだ青年を絶間なく襲う
幻覚、予感、焦躁、模索……青春と芸術の危機を語った不朽の名作。)



「コロンバ」メリメ


「考えるヒント」小林秀雄
(「良心」について、「平家物語」、「花見」…。
さりげない語り口で始まるエッセイは、
思いもかけない発想と徹底した思索で、
読者を刺激し新たな発見を与える。永遠に読み継がれるべき名著。)



「浅草キッド」ビートたけし(ダンディな深見師匠、
気のいい踊り子たちに揉まれながら、
自分を発見していくたけし。
浅草フランス座時代を綴る青春自伝エッセイ。)




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