
今月はバンバン更新しまっせー!
ツイッターばりに!とはいいませんが、ガッツリと。
ということで、ようやく鑑賞しました、
「ウルトラミラクルラブストーリー」
いやぁ、これはなかなか虚を突かれた形だ。
放映当時、予告編を見た感じ、
ごくごく普通なラブストーリーになるんだろうな、
と感じ、結局観に行かなかったわけですが、
この度、偶然観ることになり、なかなか驚かされたわけだ。
まぁ、まずメインテーマ曲は100Sなのだが、
劇中の音楽の担当は大友良英(sachiko Mなども)で、
音楽好きにも魅力ある作品であり、
その音楽も実に作品にマッチしていたのでは、と思う。
ストーリーはなかなか「文学的」「哲学的」、
と言ってしまうには大袈裟かもしれないが、
それくらいのスケールが秘められている、
一筋縄でありながら、そうとも言えない、
不思議な魅力に満ちた作品でした。
青森が舞台であり、セリフも完全津軽弁で、
全国の人に伝わるのか?と地元出身の僕が思うほどに、
けっこう訛りは徹底されていたように思う。
ロケ地は主に蓬田・後潟方面であり、
公立大の裏の森も使われていたりと、
なんだかとても身近にも感じたりもしましたが、
いやぁ、いかんせん作品が、
頽廃的でありながらも、どこか楽天的でもあり、
監督も青森出身ということもあり、
どこか青森の風土感が出ている感じもします。
(ほら、寺山修司とか太宰、三上寛のような空気感)
とりあえず予告編載せておきます。
そして、この予告編にだまされるな、と。
カップルで見るようなラブストーリーでもないな、と。
まぁ、監督の初の商業映画作品だからなのかな、と。
でも、見ておくべき作品であることには違いないです。
予告編
あぁ、あと麻生久美子、かわいいわ。
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