2010年2月8日月曜日

♯154 ウルトラ・・・(映画)


 今月はバンバン更新しまっせー!
ツイッターばりに!とはいいませんが、ガッツリと。

 ということで、ようやく鑑賞しました、
「ウルトラミラクルラブストーリー」



 いやぁ、これはなかなか虚を突かれた形だ。
放映当時、予告編を見た感じ、
ごくごく普通なラブストーリーになるんだろうな、
と感じ、結局観に行かなかったわけですが、
この度、偶然観ることになり、なかなか驚かされたわけだ。


 まぁ、まずメインテーマ曲は100Sなのだが、
劇中の音楽の担当は大友良英(sachiko Mなども)で、
音楽好きにも魅力ある作品であり、
その音楽も実に作品にマッチしていたのでは、と思う。

 ストーリーはなかなか「文学的」「哲学的」、
と言ってしまうには大袈裟かもしれないが、
それくらいのスケールが秘められている、
一筋縄でありながら、そうとも言えない、
不思議な魅力に満ちた作品でした。

 青森が舞台であり、セリフも完全津軽弁で、
全国の人に伝わるのか?と地元出身の僕が思うほどに、
けっこう訛りは徹底されていたように思う。
ロケ地は主に蓬田・後潟方面であり、
公立大の裏の森も使われていたりと、
なんだかとても身近にも感じたりもしましたが、

いやぁ、いかんせん作品が、
頽廃的でありながらも、どこか楽天的でもあり、
監督も青森出身ということもあり、
どこか青森の風土感が出ている感じもします。
(ほら、寺山修司とか太宰、三上寛のような空気感)

 とりあえず予告編載せておきます。
そして、この予告編にだまされるな、と。
カップルで見るようなラブストーリーでもないな、と。
まぁ、監督の初の商業映画作品だからなのかな、と。

でも、見ておくべき作品であることには違いないです。

予告編

あぁ、あと麻生久美子、かわいいわ。




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