ということで、入荷した書籍を。。。
「万葉群像」北山茂夫
(天皇・貴族から農民まで,
万葉集の無数の作者たちは恋の喜びを,
別離の悲しみを,自然の美しさを,おおらかに歌い上げた.
これら万葉人の群像の中から典型的人物を取り上げ,
その秀歌の神髄を縦横にわかりやすく物語る.
額田王,大津皇子,柿本人麻呂,山上憶良,
大伴旅人・家持などに時代の照明を当て,人と文学を浮彫りする.)
「歌舞伎以前」林屋辰三郎
(伝統文化として脚光をあびる歌舞伎や能・狂言,
そして茶や花などは,どのように成立し発展してきたのだろうか.
古代国家の束縛を打破って成長してきた中世の民衆が
その生活の中から生み出したさまざまな芸能は,
近世に至って歌舞伎に凝集する.
それら芸能を担い支えた人びとの生活や意識に光を当て,
伝統芸能の本質を説き明かす.)
「生命の起源」オパーリン
「科学・自由・平和」A・ハックスレー
「時間革命」角山栄
(正確な腕時計、予定帳、そして携帯電話-。
いつからこんなに忙しくなったの?
クオーツ時計の終焉以後、現代に起こっている時間革命を、
人間の労働、生産、暮らしに関する分野から考える。)
「雪のひとすら」ポール・ギャリコ
(雪のひとひらは、ある冬の日に生まれ、
はるばるとこの世界に舞いおりてきました。
それから丘を下り、川を流れ、
風のまにまにあちこちと旅を続けて、
ある日…愛する相手に出会いました。
ひとりが二人に、二人がひとりに。あなたが私に、
私があなたに。この時、人生の新たな喜びと悲しみが始まったのです―。
永遠の愛の姿を描く珠玉のファンタジーを、美しい挿画でお届けします。)
「あかい花」ガルシン
(極度に研ぎ澄まされた鋭敏な感受性と正義感の持主であった
ロシアの作家ガルシン(1855-1888)には,
汚濁に満ちた浮世の生はとうてい堪え得るものではなかった.
紅いケシの花を社会悪の権化と思い込み,
苦闘の果てに滅び去る青年を描いた『紅い花』.
他に,『四日間』『信号』『夢がたり』
『アッタレーア・プリンケプス』を収録.)
「プリンシプルのない日本」白洲次郎
(「風の男」、そして「占領を背負った男」
――戦後史の重要な場面の数々に立ち会いながら、
まとまった著作は遺さなかった白洲次郎が、
生前、散発的に発表した文章がこの一冊に。
「他力本願の乞食根性を捨てよ」「イエス・マンを反省せよ」
「八方美人が多すぎる」など、日本人の本質をズバリと突く
痛快な叱責は、現代人の耳をも心地良く打つ。
その人物像をストレートに伝える、唯一の直言集。)
「空白の青春」有馬頼義
「美女千人城」貴司山治
「檸檬・冬の日」梶井基次郎
(「視ること,それはもうなにかなのだ.
自分の魂の一部分或いは全部がそれに乗り移ることなのだ.」
作者の創造の秘密をこれほど明らかに語るものはない.
こうして自我と対象とを一分の隙もなく合一させた瞬間に,
梶井の生命は閃光を放って輝く.
特異な作品を残して夭折した作家の全貌を伝える短篇集.)
「非‐知―閉じざる思考」G・バタイユ
(「絶対知」が形成されるその瞬間から「非‐知」が始まる―。
人間主義的知性が自己完結する言説の回路を解体し、
認識の構造の自明性を根底から問い直す「外の思考」。)
「世界の写真史」ヘルムート・ゲルンシャイム,
アリソン・ゲルンシャイム,伊藤 逸平
2010年1月25日月曜日
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とりあえず感想。
返信削除ギャリコは面白くなかった。
檸檬は好き。
バタイユの本はすべて好き。
ゆり>>
返信削除ちなみに全部100円。
まぁギャリコも100円じゃなきゃ買わないよね。
ちなみに、伊藤整の「近代日本人の発想の諸形式」
っていう本、文学好きのユリちゃんには、
絶対的にお勧めです、いやマジで。
100円?素敵すぎる。素敵だわー。
返信削除ゆり>>
返信削除あざぁす!
やっぱ100円っす!
100円で袋いっぱいに買うのが好きです!