2009年9月29日火曜日

♯94 コープ・ヒンメルブラウ(アート)

 ということで、週末は、、、、

『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』
2009年9月19日(土)~12月23日(水・祝)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター ギャラリーA(東京・初台)
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日、ただし9月22日は開館)

に行ってきました。


コープ・ヒンメルブラウ、を知らない人のために説明させていただくと、

1968年、ウィーンで設立された建築設計事務所です。
「建築」を身体、空間、環境、都市へと接続・拡張していくメディアとして、
実際の建築そして建築的実験という二つの面で進化を遂げてきました。

ということで、

BMWウェルト であったり、

フローニンゲン美術館 であったり、

いわゆる脱構築主義的な建築であり、
夢に描かれるような、未来的な、
しかし、実現できるのか?的なものを数多設計してきた。

この一般的には突飛ともいえる設計に、
追いつけといわんばかりに、
構造や施工技術も高めるのに一役買ったといってよいのではないでしょうか。

そんなこんなで、いわゆる見た目ばかりに注目しがちだが、
そんな彼らのもう一つの偉業ともいえる、
建築的実験の分野に着目したのが今回の展覧であり、

その作品の一つ、

アストロバルーン1969 リヴィジテッド フィードバック・スペース

においては、上記サイトにあるように、
バルーン直下にインターフェイスつまり手で触れる棒があり、
それに触れることで、己の心拍が光と音となりリアルタイムに具現化される。

もう一つの作品が、

ブレイン・シティ・ラボ

であり、神経科学を都市構造の発達の影響にみる、
というもので、実際にそのインスタレーションの前に立つと、
自分がリサーチされ、その影響が映像シュミレーションと音で、
再現されていく。


こういった、科学と建築の関連付けによる実験が、
これから先、どのように我々の眼前に具現化され、
都市の新たな形を見せてくれるのだろうか。


他の展覧も、閉館間際だったので、
ちょこちょことだがのぞいてみた。

僕的には「オーサグラフ」に関する展覧がツボだったので、
時間があるときにもう一度足を運びじっくり見たいものだ。
一応ここにリンク貼っときます。



とまぁ、こんな感じです。
あとは僕の安っちぃカメラで撮ったICCの写真でも見てください。



※おすすめ動画






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