2009年9月29日火曜日

♯94 コープ・ヒンメルブラウ(アート)

 ということで、週末は、、、、

『コープ・ヒンメルブラウ:回帰する未来』
2009年9月19日(土)~12月23日(水・祝)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター ギャラリーA(東京・初台)
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日、ただし9月22日は開館)

に行ってきました。


コープ・ヒンメルブラウ、を知らない人のために説明させていただくと、

1968年、ウィーンで設立された建築設計事務所です。
「建築」を身体、空間、環境、都市へと接続・拡張していくメディアとして、
実際の建築そして建築的実験という二つの面で進化を遂げてきました。

ということで、

BMWウェルト であったり、

フローニンゲン美術館 であったり、

いわゆる脱構築主義的な建築であり、
夢に描かれるような、未来的な、
しかし、実現できるのか?的なものを数多設計してきた。

この一般的には突飛ともいえる設計に、
追いつけといわんばかりに、
構造や施工技術も高めるのに一役買ったといってよいのではないでしょうか。

そんなこんなで、いわゆる見た目ばかりに注目しがちだが、
そんな彼らのもう一つの偉業ともいえる、
建築的実験の分野に着目したのが今回の展覧であり、

その作品の一つ、

アストロバルーン1969 リヴィジテッド フィードバック・スペース

においては、上記サイトにあるように、
バルーン直下にインターフェイスつまり手で触れる棒があり、
それに触れることで、己の心拍が光と音となりリアルタイムに具現化される。

もう一つの作品が、

ブレイン・シティ・ラボ

であり、神経科学を都市構造の発達の影響にみる、
というもので、実際にそのインスタレーションの前に立つと、
自分がリサーチされ、その影響が映像シュミレーションと音で、
再現されていく。


こういった、科学と建築の関連付けによる実験が、
これから先、どのように我々の眼前に具現化され、
都市の新たな形を見せてくれるのだろうか。


他の展覧も、閉館間際だったので、
ちょこちょことだがのぞいてみた。

僕的には「オーサグラフ」に関する展覧がツボだったので、
時間があるときにもう一度足を運びじっくり見たいものだ。
一応ここにリンク貼っときます。



とまぁ、こんな感じです。
あとは僕の安っちぃカメラで撮ったICCの写真でも見てください。



※おすすめ動画






2009年9月28日月曜日

♯93 音楽(音楽)

August Engkilde Presents EPO
「Electronic Panorama Orchestra」
(SCAPEのPOP部門から。
エレクトロニカを基調としながら、
ジャズ、テクノ、ダブなどの要素を取り入れ、
またインスト曲からボーカル曲まであり、
というように手広くこなしています。
総じてポップな印象で、まあまあ良い)


Dorothy Ashby「The Rubaiyat Dorothy Ashby」
(女性ジャズ・ハープ奏者による1枚。
琴なども演奏し、けっこうマルチにこなす。
バックは、ジャズかつファンキーな演奏で、
琴の演奏はもう神秘的で、と名盤でしょうな)


Conjoint「A Few Empty Chairs」
(なかなかイイです!
電子音響ジャズといったところでしょうか。
アンビエンスサウンド、エレクトロニカなサウンドに、
見事にジャズサウンドがマッチ!です。
ムーディーかつディープ。)


tore elgaroy「The Sound Of The Sun」
(ノルウェー人ギタリストによるアルバム。
ギター音を歪みに歪め、
そしてギュインギュイン、そしてノイズ!
と、こりゃ厳しい!!
と思いきや、意外にすんなり聞けてしまう
この加減は確信犯なのか。素晴らしい作品)


The Gentleman Losers「Dustland」
(先ほど上に挙げたconjointと同じくcity centre officesから。
まぁ、よくあるエレクトロニックアンビエンスなサウンドで、
アコースティックを絡ませ、っていう感じ。
ありがちなんだけど、好きだなぁ、しょうがない)


J Spaceman And Matthew Shipp「Spaceshipp」
(Spaceman3、piritualizedでおなじみ、
ジェイソン・ピアースとフリージャズ演奏者マシュー・シップとの作品。
完全にディープなミニマルアンビエントドローンサウンドですな。
どこまでもどこまでも、な奥行きと、
神秘的なマシュー・シップによるチェレスタは見事に絡む。
これは良い作品でっせ!)


Hanne Hukkelberg「Little Things」
(ノルウェー出身の彼女。
今回の記事でこれでノルウェー人2人目ですね。
もうサウンド、ボーカル的に、
いかにも北欧!な感じがプンプンです。
ポップでキッチュで、持っておいて良いかな、な1枚)


Blues Control「Local Flavor」
(ニューヨークからのデュオ。
ギター&シンセで奏でるは、
熱いサイケプログレトランシーサウンド!
激しさと落ち着きの両方を兼ね備えた、
なかなか期待なデュオですね、
シンセから聞こえる不穏さは何かいかにもNY!)


Phelan Sheppard「Harps Old Master」
(こちらはLEAFからの1枚。
うーん、オーソドックスなポストロック・アコースティックサウンド!
心地よい演奏にボーカルが絡み、、、
いやでもオーソドックス!けど良質っ!
曇った感じが何かいいですよね!)


Woodpigeon「Treasury Library Canada c/w Houndstooth Europa」
(カナダからの7人組バンド。
ベルセバ+スフィアン・スティーブンスなんて言われているようです。
っていうのも頷けてしまいます。
見事なポップです、これは。
ホント、どの曲も良質です。
それが2枚組だなんて、しあわせ・・・)




2009年9月27日日曜日

♯92 青森その2(雑記)

 さて、結局残りの日も前記事で述べた二人と過ごしたわけだが、
まずは青森市からは遥か南、十和田市へ。




 

  っちゅーことで、十和田市現代美術館に行ったわけでした。
設計は西沢立衛です。
まちづくりのプロジェクトの拠点というだけあり、
未完ではあるものの、通りを歩きながら目に入ってくる、
美術館の様と、その周囲の街並みの調和はなかなか面白く感じた。


 絵になる男とはこういうことか。
一つの作品のようですね。憎たらしいスマイルです。







 カフェ&ショップの空間です。
ここで、一息いれたくなります。
なぜなら、周りに一息つくところが、無いからです(笑)
展示の印象としては、イマイチ感はありました(私見)
街を歩いているような感覚で、
というコンセプトのもと、ふと入っていく各展示。
親近感という点においては、美術館においてよく感じる、
バリアーのような感覚はなく、なかなか面白く新しい形でもある。
しかし、その上での功と罪はあるが、
せっかくだから、功だけ述べるに止めておくことにした方が良いでしょう。




 っていうことで、ドライブの旅は続き、八戸市へ。
時間つぶしによってこの地で、何の発見もなかったが、
ふと立ち寄ったコンビニで、「ホストナックル」という雑誌を見つける。
この雑誌にある、ストリートスナップの、
各モデルに付けられたコピーは、どれも面白すぎて、3人でハマる。
ぜひ、コンビニ等で見かけましたら、皆様も読んでみてください。爆笑必須。







 出たっ!この日のメイン。
ここに夕食を食べに行くために今日は動き回ったといっても過言ではない。
大学時代に三沢出身の友人から教えてもらって以来、
ずっとハマってしまっている、焼肉の名店です。「赤のれん」


 安い上に、最高にうまい!
車を運転していなかったら、ビールをガツガツいきたい位です。
一人頭、1000円ちょいでガッツリいけます。
ロース、バラ、ホルモン。そして、甘口のタレ。
そして、お米にキムチ!!
どれをとってもパーフェクト!!
帰省の際、行きたい店トップ5に確実にやっぱり入ります。
 そして、帰りの道中、
車の中はJPOP祭りです!
みんなでテンションアゲアゲなあのひと時は、
また一つの思い出となりました。
 そしてバッティングセンターでシメたわけですが、
あまりにも久々の運動に興奮しすぎて、
写真を撮ることを完全に忘れていました。
野球よりサッカーの方がうまくなってる気がします。
ストラックアウトは、5枚。
サッカーの方は、8枚。
楽しい青森。
次の帰省は11月。
正月は帰れないので、ウンとまた楽しみたい。






2009年9月26日土曜日

♯91 青森その1(雑記)

 さて、カレンダーにあります5連休。
ここで故郷青森に帰省してまいりました。
というわけで、しばらくブログの更新滞りました。
友人とも、家族ともゆったりと過ごせた、
非常に充実した帰省で、幸せでした。


 とりあえず、仕事が終わってその足でそのまま新幹線。
青森には午前0時到着。
偶然にも岩城ケンタロウ [Dub Archanoid Trim / Blowman]が、
青森にやってきているということで、久々にプレーを拝見。
たくさんの青森の懐かしき恩人たちに出会うことができました。

 そして翌日、この日は夕方から結婚式なので、
日中は一人でのんびり。
青森に帰ったらたくさん好きなラーメン屋に行くぞ!
っていう目的がありました。ってことで、マタベエに。
正統派青森醤油。他県の方はただしょっぱいという印象を持つであろう、
濃いしょうゆと煮干しは何とも懐かしく、やはり一番好きな味でした。



 そして祖父母宅へ、あいさつに。
道中のめちゃくちゃ田舎風景は、
もう見るだけで涙が出そうなほど美しく懐かしい。
これが生まれ育った故郷の風景というものか。


 
 そしてそこで食したのは大間のマグロ!!
祖父母は僕が帰ってくると、いつも馬肉と大間マグロを用意する。
見てください、このマグロ。魚じゃない!肉やん!!




 夜は結婚式。新郎は大学の友人。
大学で最初に友達になりました。彼にとっても俺にとっても、です。
そして新婦も同じ大学。彼女の父が何と僕の小学校時代の野球部監督。
小学校の青森の大会を全て制覇したり、と彼女の父にとって、
最初の黄金期を作ったと、僕は勝手に自負しています。
にしても、彼(というか、あいつ)は、ホント、イケメンやなぁ。




 大学時代の友人です。
しかし真ん中のクソバカ野郎は現在の同居人の一人でもあります。
久々の再会ってのはいいなぁ!



 「余興はスベるもの」
という概念だが、その格言を裏返すことなく、
相変わらずスベりながらも爆笑を買うこいつは偉い。
友人から借りたズボンが小さすぎて3歩歩けばチャックが開く、
という張りつめた緊張感の中、
やはり、徐々に開いたチャック。歌いながらチャック全開となり、
周囲の見知らぬ方々も一緒に楽しむことができました。






 2次会です。オシャレなイタリア飯屋ですな。
久々再会した男たちがただただ隅っこに集まり、飲んで食って、おしゃべり。
これに勝る幸せはなかなかありませんな。
 ということで、この日は楽しむことができました。
そして翌日。この日はゆったり一人で日中を過ごしました。
というか、ほとんど睡眠で終わり、日々の疲れが完全に抜けたと思われます。
家族で寿司屋に行き、久々の一家団欒は、
歳を重ねるほどに、幸せを感じます。
 続いて翌日、我が家にやってきたのは、
ヨシタカと翼君でございます。高校時代からの友人ですな。
盛岡からわざわざやってきてくれました。
おかげで楽しい日々を過ごすことができました。


 上の写真でわかるとおり、寝巻き姿で現れた彼らは、
「温泉に行きたいんだ」
というリクエスト。
ということで、せっかくだから一番好きな温泉に行きたい!
ということで、蔦温泉へ。
大学時代、足繁く通ったものでした、この山奥の温泉に。
天井の高い風呂場で、寝転がるあの時間は最高の幸せ、贅沢極まりない。

 
 そしてこの時代と趣を感じる見事なファサード!
ウズウズしてきました!



 という、ウズウズする自分をじらし、
まずはその隣の蔦沼でゆったり時間を過ごす。
のんびりと沼をバックに語り合い、
友人と過ごし時間のありがたみを改めて感じる。











 さて、のんびりと、めっちゃのんびりと温泉で過ごしたあとは、
萱野茶屋で、おでんをかっ喰らう!
風呂、そしておでん!最高ですな。
とまぁ、こうして、こんなノリで過ごしていきました。






2009年9月15日火曜日

♯90 音楽(音楽)

Amebix「Beginning Of The End」
(Amebix初期音源を収録した有名ブート盤。
ハードコアとスラッジコア・ストーナーを結ぶのに、
十分すぎるほどの功績を残した彼らだが、
この作品も実にエナジーに満ち溢れている。
上記リンクの動画も、入りだけで超かっこいい)



Marion Brown「November Cotton Flowe」
(コルトレーン作品にも参加経験のある、
サックス奏者Marion Brown 。
サウンドも、バリバリなフリーじゃなく、
実に優しいメロディアス路線なところも、
彼が詩人とよく言われるその繊細さがうかがえる。
かつまた、のびやかで朗らかであり、表情は豊かである)


VA「School Me! Vol. 1 1968-1975」
(お得意学生モノですな。
色々埋まってるものです。
高校生&大学生たちによるバンド音源らしいですが、
見事なファンク・ジャズスタイル!
なおかつビッグバンド!
音の迫力は大人顔負け!)


Siro Bercetche「Doido」
(アルゼンチンからフォークです。
サウンド的にユーモアがあり、面白いなぁ、
なんて思いつつ動画見てみたら、
ホント面白い奴だった!?てな感じ。
フェイヒー的サウンドからこういったキャッチーユーモラスまで、
マルチにこなす才能は認めないわけにはいかないでしょう)


F.U.'S「Kill For Christ」
(ボストンハードコアですな。
右寄り思想ということを抜いて、
サウンドだけに耳を傾けてみると、
なんてまぁキャッチーなハードコアなこと。
名盤なだけあって、かっこいいのは当然である。
暴発してくれぃ)


TOMUTONTTU 「Tomutonto」
(もはや、北欧といえば、的なほどに定番というか、
有名なkemialliset ystavat のリーダーのソロプロジェクト。
ブラックダイス的な面白サウンドと、
ノイズ、エレクトロが、、いやもう色々なサウンドが、
ギリギリ正面衝突しない位に交差している。
ここまで頑張らなくても良いと思う)


とまぁ、金欠でこれくらいの入荷にとどまったが、

それ以外にも、いつも通り、

コンスタントに、Resting Bellで優良音源を入荷させていただいている。

けっこうおススメー





♯89 映画(映画)

 mixiアプリ、面白いですね。
マイミクyou tubeってのをやってみて、
機能的にけっこう好きな感じなのですが、
いかんせん誰もマイミクでこのアプリを持ってないので、
一人でしか楽しめてません。
これを見ている方、どうか楽しみを、
様々なジャンルで共有できていったら、と、
そして情報を共有できたら、と思っております。


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今後公開の、面白そうな映画をいくつか


空気人形

(これ、普通に良さそうなんですけど、
どうなんでしょう?予告編の悪夢に陥ることがありませんように)


リミッツ・オブ・コントロール

(まぁジム・ジャームッシュ。
ブロークン・フラワーズも良かったので、
こちらも期待はしておきたい)


ロボゲイシャ

(こりゃ話題呼ぶでしょうなぁ。
様々な方面で、様々の、
批判と称賛がこの予告編だけで見える気がする。
そんな感覚的モダンさは興味深いけど、
別に劇場に見に行きたくはない、が、見たい)


ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション

(こりゃ普通に見たい。
音楽も良ければ、短編どれも良さげ。
それプラス、ドキュメントってことで、
実に面白い商業をしているね)



※おすすめ動画

jackie opel - you're too bad
(やっぱり名曲ー!
再発7インチしか持ってなくてもいいんだい!
この曲大好きなんだい!)




2009年9月13日日曜日

♯88 帰郷&地下ロマン(サイト紹介)

 今週の金曜、仕事終わりそのまま新幹線に乗り込み、
青森に帰ろうかと思っております。
友人の結婚式があるので楽しみです。
そしてようやく来た僕の夏休み、遅いですね。。
ていうかていうか、青森での所持金1万円も無い!
っていう何もできない貧乏人なので、
僕のこと、スル―してください。。。

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偶然目に入ったのが、地底湖。
その画像の数々のまた美しいこと。
普段、地に足つけて、
のうのうと暮らす、そんな遥か下にこういう湖があるものなんですなぁ。

ということは、わかっていることなのですが、
改めて画像で見てみると、感激ですな。

ここからどうぞ


ウーキー・ホール洞窟なんて美しいもんですな。
魔女がどうこう、だなんてまた面白い。


あ、まだあります。

ここから


日本にも東京から割と近くに湖じゃないですが、

こんなのも


まぁ、地下関連というのも、
本もたくさん刊行されていますし、
地下鉄関連のが一番好きですが、
地下ってのは魅力ありますなぁ。



ということで、以上。


あ、ちなみに、今クールのドラマ、

「ブザービート」「救命病棟」「官僚たちの夏」
めちゃくちゃ面白いので、
見てない方、動画サイトででも見てみると良いかとお薦めしておきます。


※おすすめ動画

Chaos UK - No Security
(何歳になってから見ても、かっこいい。
うーん、素晴らしい)





2009年9月8日火曜日

♯87 日本音楽動画選(音楽)

 お疲れ様です。
週明けだるいですよね!
やっぱり音楽に癒してもらうしかないっすよね!
今回はこれで2度目!日本の音楽の動画選でいきましょう。



くるり「ランチ」
(くるりの曲の中でもトップ5に入る位好きな曲です。
この短さだからこそ出せた世界観ではないでしょうか。
歌詞から構成まで、すべてが巧みです)


初代桜川唯丸「ケーケー尽くし~油絞り~デロレン祭文」
(江州音頭というジャンルからはみ出し、
繰り出すラップのような言葉の羅列。
そんな彼のアルバムは幻の名盤と言われたものでした。
今聞いても実に新鮮、斬新ですな)


ハンバートハンバート「待ち合わせ」
(大好き大好きハンバートハンバート。
僕は勝手にPOPSの境地と何度も絶賛していますが、
毎度毎度、その期待に応える安定感もやっぱり凄い。
そんなハンバートのこの新曲がこれ。
また次のアルバム、ゲットしちゃうよね、こりゃ)


七尾旅人「 コナツ最後の日々。」
(天才天才言われてますよね、いつも。
天才という表現じゃなく、もっと別な表現があるはずなんだけど、
うまくその言葉が見つかりません。
でも素晴らしいアーティストであるのは間違いない。
初めてみたのは、サマソニで電気グル―ヴとスチャダラのライブに、
彼が参加していた時、だったかな、懐かしい。)


dogggy style 「village vanguard」
(あら懐かしい。
普通にかっこいいんだよねぇ、
そしてイケメンだから困るわな。)


西浦達雄「願いの向こうに」
(甲子園好きにはたまらない曲だぜ!
しかし、彼を、この曲を、知らない人が多すぎる!
こんな素晴らしい曲を!
2006年大会のあのシーン、あの涙、思い出す。。)


原田郁子「銀河」
(原田郁子ソロアルバムは実に良作ばかりですよね。
この曲もまた良質ポップですな。
たまに聞くと良いんですわ)


AIR 「泡沫の虹」
(大学生の時に出会った曲です。
何度も、何度も、聞いた思い出があります。
動画を偶然探してみたら、あってビックリ!
今聞いても、全然素晴らしい曲で、ビビります)






♯86 スポーツ動画選(スポーツ)

 やばい。今週の日曜、
久しぶりにデート、というものをする。
久々過ぎて、怖い、不安。


 ということで、気を取り直して今回はスポーツでいこう!

やはり、長年スポーツをしてきた身としては、
色々な思い出が、色々なスポーツにあるもので、
色々な感情移入をし、見てしまうものでした。


さて、まずは、

貴乃花 名勝負

(あぁ、やはり忘れられませんな、あの鬼の形相。
僕の年齢的に彼が日本人最高の横綱だったわけです。
もっと歳をくっていたら別なのだろうけど、
やはり偉大でした。腰の重さ、そして柔軟性、
そして相撲の技術、その技術の数と繰り出しの発送の速さ。
どれも努力の賜物でしかないでしょう)


アテネオリンピック 体操男子団体

(いやぁ、懐かしい。ちょうどテレビで見てましたよ。
金メダルのプレッシャーがかかる中での富田の演技。
たしか、前にアメリカの選手が落下したんでしたっけ?
バッチリ決めれば金メダルというシーンですな。
そして刈谷アナのあの名ゼリフが生まれたと。
刈谷アナたしか次のオリンピックでもまた名ゼリフ残しましたね)


Football Sad & Tragic Moments

(サッカーにおける悲しい動画集ですな。
まぁ、やっぱりバッジョの例のシーンはグッときます。
サッキとの関係はどうだったのでしょう。
そして、どんな名選手も光だけを浴び続けているわけではない、
ということを勉強させられます)


代打逆転サヨナラ満塁ホームラン

(出たぁ、近鉄優勝の時ですな。
北川のホームランのやつです。
まさに漫画の世界、
「代打」「逆転」「サヨナラ」「満塁」「ホームラン」
しかも「優勝」というドラマ要素が全部詰まったシーン。)


競馬 20世紀の名勝負

(競馬を覚えたのは東京に来てから。
東京競馬場に初めて行った時、
馬のしなやか過ぎる体に感動したものでした。
そして、名馬を勉強していくと、実に競馬史にはドラマが多いことか。
「菊の季節に桜が満開、菊の季節にサクラ、サクラスターオーです」
名実況でした(動画では約7分くらいにあります)。)


大杉勝男

(好きな野球選手、というか男として、ですね。
憎めない人柄とその打力。
築き上げた様々な記録。記憶。
「あと1本と迫っておりました~」
の、そんな彼の引退時のセリフはずっと心に残っている。)





2009年9月5日土曜日

♯85 音楽(音楽)

 うぃー、連続更新。

続いては音楽。




Albert Ayler「Music Is The Healing Force Of The Universe」
(女性歌手、マリー・マリアを迎えての作品。
激烈フリージャズにこの女性ボーカルが絡む様も、また良いんですわ。
激烈サックス、そしてバグパイプもまた激しいのだが、どこかキャッチー。
ソウルな一面、フリージャズな一面など、
様々に見せてくれる表情はどこもセンスに溢れる)




Beaver Harris & The 360 Degree Music Experience
「From Ragtime To No Time」
(ビーヴァー・ハリスにより結成された、
360度音楽経験集団というこのユニット。
様々な楽器と様々なジャンルをこのジャズに見事に融合させ、
スピリチュアルかつユーモラスかつキャッチーかつブラック!な、
素晴らしき名盤といえましょう。ホント、イイ1枚。)




The Septeto Nacional, Raoul Plana & Tata Guinès/
Bill Laswell And Jean Touitou
「Havana Mood」
(A.P.Cに音楽部門ってあったんですね。
そこから発表された作品ですな。
2枚組なのですが、
1枚目は、Buena Vista Social Clubの録音場所でもあったところで、
軽快なキューバ音楽を、ポップにエキゾに。なかなか良い。
そして2枚目は、ビル・ラズウェルによるダブ加工の1枚。
ビルはホント色々仕事しますなぁ。
かといって全部イイってわけでもないから困るんだけど、
これはイイ!ホント見事なダブ処理だと思う。巧い!)




Born Heller「Born Heller」
(Josephine Foster & The Supposedとしての活動で残した作品も、
傑作づくしではありますものの、そんなJosephine Fosterの、
Jason Ajemianというベーシストとのユニット作。
アシッドフォークであり、アコースティックな室内楽的楽器が使用されたり、
でもとことんアシッドであり、、、、
でもやっぱりどこまでいっても大きな魅力は彼女の声。
これは揺るがない。それを大きく支えているこの作品、実に良い)




Tan Or Boil「Seamstress In A Suitcase」  マイスペ
(アートワークに定評のあるレーベルPreservationから。
アメリカはピッツバーグ出身のシンガーソングライターの作品。
アコースティックミュージックに色を見事に加えてくれているのは、
マルチ/チェロ奏者のaaron martinということらしい。
T.rexの前身、Tyrannosaurus Rex的な感覚にも似ていたり、
アコースティックの中になかなか色々な可能性を秘めている作品で、
これはなかなかの1枚でございやした)




Jimmy Behan「The Echo Garden」
(アイルランド出身な彼、だそうです。
優しい音楽ですな。緩やかエレクトロニカに、
さらりと電子音、ノイズを散りばめ、
そして、ミニマルに・・・
とありきたりなアンビエント評になりがちなものですが、
聞いてみると、意外にもありきたりではない。
なかなかこれは!という1枚。良いですよ。)




Rickard Jäverling「The Valleys」
(こちらはスウェーデン人アーティストですな。
ホーンセクション、チャイムといった数々の楽器を武器に、
アコースティックドリーミーポップなサウンドが展開されております。
牧歌的、そしてキャッチーなメロディ。
これだけでお腹いっぱいなんですわ。
インスト曲も実に素晴らしいし、イイ!!)


Crucifix「Dehumanization」
(USハードコアですな。UKスタイルと、ディスチャージスタイルと、
よく言われてるものですが、アメリカンクラストはアメリカンクラスト。
サウンドが一筋縄じゃないのがUSの良いところ。
ポリティカルなメッセージ、スピード、メロディ、
うん、どれをとっても申し分ないです、さすが名盤)


Gesellschaft Zur Emanzipation Des Samples
「Circulations」
(Jan Jelinekが名義を変えて、の1枚。
そんな名義が実にわかりにくいのではありますが、
「日本語だとサンプリング解放協会?
サンプリング解放のための社会?」だそう(ライナスレコーズより)
たしかに、数多のサンプリングを駆使し、
見事にコラージュをかましたミュージックコンクレート作。
エクスペリメンタルではあるものの、
方向性として、アヴァンに偏り過ぎない、
一定のキャッチーさを保っている点は、
さすがの仕事としか言いようのない見事なところではある)


Lisa Germano「Lullaby For Liquid Pig」
(2枚目の宅録&ライブ音源集もまたイイんです!
というアメリカからの女性シンガー作。
驚きはかつて4ADに所属していたということ。
90年代ということだから、Breedersとかとも・・・?
というかかつては、ボウイやシェリル・クロウ、イギー・ポップ
とかのサポートをしていたようだ。
という活動歴もさることながら、
普通にこの作品が質が高いのもまた問題だ。
これはほっといたらダメだ。)




♯84 阿波踊りな週末その2(雑記)

 その2を書くのを、てっきり忘れていました、ははは。
ということで、土曜日、29日。
この日は、まず、阿波踊りそっちのけ、である。
出店の食い物を食べ、酒飲み、
ナンパに挑戦・・・するも所詮チキンなので、話しかけることもできません。
そして、飲んで、喋って、と、、、、、
高円寺のいたるところでは、私たち同様、
みんな朝までこうやって過ごすわけです。
そうやって朝に家に帰り、寝て、最終日を迎えるわけです。

 最終日は、いつものメンバーとではなく、
大学時代の友人と遊ぶことになったので、
そいつが来るまで、冷静に、祭りを観察しました。

 高円寺を大きく一周する阿波踊りなのですが、
僕はゴール地点で観察しました。
と、いうのもこの日はあいにくの悪天候、
アーケードの下で、って感じですね。
このゴール地点、各阿波踊りの団体が
最後の一盛り上がりを見せてくれる、
フィナーレ激アツポジションの一つといえましょう。




 写真をこうやって見てみると、全然うまく撮れてないですなぁ。
まぁ、あんな激しく動き、そしてそれを見守る観客も、
あぁまで盛り上がれば、それはしょうがない。
どこの団体も最後に激しく踊り、それが終えると、
周囲の客とタッチや握手を交わしたりと、
一体で盛り上がる。純粋に祭りに参加していました、私。
凄い、自身、盛り上がりましたし、感動したものです。







 とまぁ、上のように、集合写真を撮ることも忘れません。
主だった私たちファミリー東京支部の2枚ですな。
今年は、かつてあった混沌ではなく、
純粋に楽しい阿波踊りでした。
さて、秋ですな。
夏、さよならー