2009年4月27日月曜日

♯30 今クールの番組(エンターテイメント)


 4月といったら、出会いや別れ、だけじゃない。
テレビの改編期だー!!
という意気込みで私は毎年4月を迎える。9月も然り。
しかし、それ以上に私は1,4,7,10月なのだ。
つまり、「ドラマ」だ。

 昨今、なかなかのドラマ不況ぶりをみせてはいるものの、
作品の質が落ちているのか、といったら、まぁそうである。
というより、ドラマというもの自体、
そんな高尚なものではなく、

「深々、そしてイチイチと論ずるよりも、まずはしっかりと見ろ」

これが私の考えである。

さて、今クールのドラマはいかがなものかと、
ウキウキしながら毎週を迎えているわけだが、
結論から申すと、

テレビ東京「湯けむりスナイパー」

これが一番の当たりだ。
元殺し屋が過去を清算し、
秘境の温泉宿で働く。

という、いたって単純明快で
ストーリー同様スッキリしていて、
テンポもばっちりの良好ドラマだ。
遠藤憲一の初主演作であり、
周りを、でんでんや伊藤裕子などで固めているわけだが、
全てが当たっている。
こういうところのセンスはさすがテレ東だ。
何も言わずに見るといいだろう。
クスリとも笑えるし、何か朗らかになるし。
見ればわかる。
「ウィッス」に酔いしれろ。


他に、フジテレビ「白い春」も普通に面白いわけで、
阿部寛は相変わらず外さない。

また月9「婚カツ」も評判は低調ながら、
ドラマらしいドラマであり、
現時点では及第点の佳作であると思う。

日曜9時「ぼくの妹」は、オダギリジョーと長澤まさみ、
ということだが、この二人が出ればこうなるだろうな、
という感じだが、これもまたドラマ。
1週間の楽しみ、1つの時間として悪くはないのでは、と思う。

土曜9時「ザ・クイズショー」
いやはや、これが実はなかなかの当たりで、もうビックリしました。
最初と最後の、横山裕と櫻井翔の、
ワケありなやりとりを抜きにして、
いわゆる本編部分だけ掻い摘めば、
ごくごく普通に面白い。
櫻井は嫌味な演技が本当に上手い。
あれは、素なのだろうか。
真矢みきが、思いの外、ムチムチしている。
年齢なのだろうか。

「BOSS」
これは天海祐希らしい。
というか、早くこういった役どころの皮を破って、
ドMな役をもらえるようになってほしい。
まぁしかし、よくまぁ需要がこんな続くものだ。
でもドラマ自体、悪くないのは事実。

「臨場」は多くは語らないが、良き佳作だ。

「アイシテル」と「ラブゲーム」
この2作はまだ見ていないので、
暇があれば見ておこうと思う。
でもまぁしかし、実際のところ、
今クールのドラマは視聴率の低さとは裏腹に、
なかなかの豊作揃いというか佳作揃いで、
結構うれしい次第だ。

まっ、とりあえず、
「湯けむりスナイパー」

マジでいい。

※おすすめ動画

josef k- sorry for laughing

(かっこいいねぇ、超久しぶりに聞きました。
ラフトレのインディーポップのコンピは、
ホント、良質なものばかりでした。ごちそうさま)





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