2009年4月13日月曜日

♯25 音楽特選(音楽)

 いくつか入荷した音楽を。

rick tomlinson : night time recordings from goteborg
(アコースティックギターのインストもの。
落ち着いた佇まいでひたすら爪弾いているわけですが、
うん、なかなか良いということに後々気づいた。
たしかに雰囲気的には及第点ではあったものの、
ピンとくる部分が見当たらなかったわけですが、
流しっぱなしで読書をしていたら、これまた合うこと。
広義でいうと、これぞアンビエントともいえよう見事なギターアルバム)

RAPOON / Obscure Objects of Desire
(もともと私はzoviet*franceが好きで、彼らのなす空間構築力は、
他を寄せ付けぬものがあり、圧倒的だといってもよかった。
社会的であり、ゴシック的であり、アンビエントであり、
インダストリアル的でもあったその諸活動の、その一員だった、
Robin StoreyによるプロジェクトがこのRAPOONである。
男性女性コーラスを引き延ばしに引き延ばし、
曇ったノイズをかぶせた荘厳な一曲や、
ミニマルな楽器の演奏にエレクトニクスを交えた一曲。
ポエトリーリーディングの使用、など様々な手を施して作られてはいるが、
結局のところ、全編冷涼な雰囲気が漂っているこの感じはさすがなものだ。)

Grails/ Doomsdayer's Holiday
(Sunn O)))のプロデューサーをお出迎えーってことで、
察するとおり轟音系というかへヴィサイケというか、なサウンドです。
アコースティックな曲もあり、アルバム一枚通すと、
ドラマ性があるというか作品性が溢れる一枚です。
楽器も多種でワールドミュージック要素もあり、
しかしゴシック的要素も強そう。
なにより、こんなジャケも久々に手にしちゃいましたよ、トホホ)

Lucio Capece&Mika Vainio『Trahnie』
(アルゼンチン出身サックス奏者Lucio Capece
そして大好きPan sonic!Mika Vainio 。
そんな二人のぶつかり合いときたら気にならないはずがない。
いやぁインプロビゼーションジャズとエレクトニクスのぶつかりあいは、
ここまで聴きごたえがあるだなんて嬉しいですね。
さすがEditions Mego。
手に入れてよかった、実によかった一枚。)


※おすすめ動画

Sun Circle ライブ映像
(今手に入れたいのが彼らだ。
ミニマル・ドローン愛好家にゃなかなかなんじゃないでしょうか?)




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