2008年に入荷した音源(発売年は08年に限らず)で、
独断と偏見でベスト10をつけるという作業を忘れていたので、
今頃、やってしまおうと思います。すっきりしないので。
ということで、さっそく。
第10位
Object「Asobi」
(lawrence englishの別名義というだけで、
信頼性がグッと高まる。500円で購入。
エレクトロニカに、ノイズ、グリッチなど、
絶妙に「散りばめる」という巧さはまさに匠)
第9位
On Fillmore「Sleeps With Fisghes」
(初めて聞いた瞬間からもう・・・かっこいい。。
ウィルコのグレン・コッチェとベーシストのダーリン・グレイによるユニット。
ベースとパーカッション。
それらの「響き」は多種多様で、アンビエンス空間から、
その延長でダブミュージックにも似た空間をも作り出している。
これは、ある意味、ジャムだ。)
第8位
平野剛「Reflection of Dreams」
(マルチアーティストだと言われるが、
私自身、彼の実際は知らない。
が、このピアノ主体の音源は、
まさにアンビエントであり、
匿名性の強いその音楽は、
時間や気分を気にすることのない、、、、
されど、この爽やかさ。
一人胎教。)
第7位
Bexar Bexar「Tropism」
(1曲目を聞いた瞬間、これは!と決意に至りました。
このアコースティックギターの音色とエレクトロニクスは、
白黒写真を1枚1枚めくっているかのようなノスタルジックさは、
人によって表情が変わる何とも八方美人である。
しかし、本質も美人だと窺えるので、完全に美人である。
何を言っているんだ僕は。)
第6位
TWIN TAIL「すべては許されている」
(中村達也、勝井祐二、照井利幸、豊田利晃によるユニット。
人気必至のこのメンツ。避けたくもなるが避けたらアカン!
と念押しして聞いてみたところ、かっこいいじゃん!
と思っちゃいました。まぁROVOROVOしぃっちゃそうだな。)
第5位
KEN IKEDA 「Tzuki [Moon]」
(2000年に発表されたもので、
さすがはサウンドアーティストという仕事ぶりである。
静かな線を描いていってると言って良いその音は、
繊細ながら可愛げに飛んでいる)
第4位
Lori Scacco「Circles」
(たしか発表は04年?
08年に手にしたこのタイムラグは反省ものだろう。
音、間合いともに絶妙だ。
アコギ中心のインストかと思っていたら、
意外にも多くの楽器が使用されており、
何ともその控え目な姿勢には、
センスとキュートさが印象に残る。)
第3位
Radiohead「In Rainbows」
(結局いいんだよな、radiohead
と言ってしまったほどに良かったこのアルバム。
多岐にわたる音楽要素を取り入れるそのストイックさと、
その実行力は確かにすばらしいが、
そのゼネコンっぽさはある意味ずるい。
しかし、イイものはイイ!
という観点に立つのであれば、文句はない。)
第2位
Polwechsel, Fennesz 「Wrapped Islands」
(02年発表のもの。
ウィーンのグループ、ポルヴェクセルとウィーン代表格Fennesz。
即興グループとラップトップの共演だが、
音響空間への意識が強く、静寂が多くを占める。
しかし、その絶妙さが・・・とてつもない怪物なんです、もう。
ノイジーに散りばめられたその空間で、
釣りをしているような飄々さ。
緊張感がありそうで、ない、
そんな彼らの音の対話は素晴らしかった。)
第1位
キセル「近未来」動画1 動画2
(すみません。これにというか、
この中の「ベガ」に尽きた昨年でした。
演奏、アレンジ、メロディー、ボーカル。
ポップという音楽の底なし沼が、また、やらかしやがった。)
次点
Alexandre Navarro「Arcane」
Kangding Ray「Automne Fold」
The Heavymanners「The Heavymanners」
Slow Six「Private Times In Public Places」
飽きたのでもうやめます。
お付き合い、ありがとうございました。
2009年4月19日日曜日
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