2010年5月10日月曜日

♯182 工藤冬里&川手直人etc(ライブ観戦記)












ということで、日曜日に、
弘前のゆぱんきさんでライブが催されました。
初めてゆぱんきさんを訪れたわけですが、
今回のライブを行うにあたり、実に適した場所だったのではないかと思います。

工藤冬里さんが見れる!
という情報を、大学時代からお世話になっている、
フミさん(THE STABLES)から聞きつけ、
もう、ずっと楽しみにしていました。


青森に帰省して以来、初のライブ観戦が、
工藤冬里さんだなんて幸せ者です。

という工藤冬里さんなのですが、
思えば、出会いはNOISE「天皇」を、
友人ヨシタカに聞かされてからが、
実質的な出会いだったのかもしれません。
それまではどことなしに、な意識だったのですが、
このときから工藤さんへの目の向け方は変わっていたのではと思います。


さて、会場までは、とても迷いました。
弘前まで車に自転車を積み、
車を駐車してから、悠々自適にサイクリングしつつ、
会場に到着しようなんていう甘ったれた考えが間違いでした。
元来、方向音痴である私は、弘前を何周したかわかりません。

でも、開演には無事間に合うことができ、
まずは、「聞こえないふりをした」の演奏です。
(写真1枚目)

やさしげなエレクトロニック・ドリーミー・ポストロックサウンドは、
十分会場を温かく包み込みました。
バンドメンバー各々の人柄もあってのことだとも思います。


次の出番が工藤冬里さん&川手直人さん&フレンズ、
ということで、メンバーの流動性に特徴のあるマヘルらしい、
というか、マヘルセット、ということにしときましょう。
(写真2,3枚目)

センターに子供を置くあたり、ちょっと憎いですが、
その太鼓&鉄筋担当の子供さえもサウンドに合致してしまう点を見ても、
やっぱり音楽の引き出しが非常に多いことが、
改めて納得させられる、というか説得力があるところです。

子供が、途中で寝転がってしまったり、
川手さんとじゃれあって遊んだりしているところは、
ある種のインプロと言えましょう。

そんな事もあんな事も全部含め、
とても素晴らしい演奏でありました。


続いて、川手さんの演奏で(写真4枚目)、
アコースティックでのライブです。

そもそも、ゆぱんきさんは、
とても小さなスペースなのですが、
川手さんのその演奏は、
見事、会場すべてをやさしく包み込んだことでしょう。
そして、曲名という名のお題目を、
観客に見事に想起させる絶妙な演奏だったと思います。


翌日、仕事がある、という窮屈感を、
見事にはねのけてくれたあの素晴らしき時間は、
非常に忘れがたいものでありました。

あの場を、あの時間を提供していただいた、
ゆぱんきさん、ふみさんには感謝しなくてはいけません。


ということで、良い週末でした。

GWのこと、ラーメン日誌など、
ネタが非常にたまっていますが、
追ってそちらは綴りたいと思います。





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