2010年5月25日火曜日

♯187 書籍、漫画、それぞれ少々(文学)

 いやぁ、やはり青森だと、書籍の入荷量が増え、
音源入荷量が異様に減りました。

友人ケーヤ君に頼んだブツはいつ届くのでしょうか。


ということで、まずは書籍。。


「ドーン」平野啓一郎
(2033年、人類で初めて火星に降り立った宇宙飛行士・
佐野明日人(さの あ すと)。火星から帰還した明日人は
アメリカ大統領選挙をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれていく。
鍵を握るのは、宇宙船<ドーンDAWN>の中で起きた「ある事件」。
明日人の妻・今日子、副大統領候補の娘リリアン・レイン・・・・・・
様々な人物たちの間でうごめくそれぞれの思い。
世界的英雄となった明日人を巻き込む人類史上最大の秘密とは?
30年後、人類はまだ人を愛することができるのか!?
『決壊』を経て、平野啓一郎が描く、
最高の純文学かつ究極のエンターテイメント小説。 )



「シュルレアリスム宣言/溶ける魚」アンドレ・ブルトン
(「シュルレアリスム宣言」こそは二十世紀の芸術
・思想の出発点である.夢,想像力,狂気を擁護して,
現実の奥深くに隠された〈超現実〉を暴きだし,真の生,
真の自由に至る革命の必要を高らかに謳いあげる.
本書はその原書初版の構成に基づいて,
自動記述による物語集「溶ける魚」を併収し,
綿密な訳注を付した新訳決定版. )



「無縁・公界・楽―日本中世の自由と平和」網野 善彦
(近代から古代まで遡り、駆込寺や楽市など多様な領域に、
人間の本源的自由に淵源する無縁の原理の展開をよみとる。
日本歴史学の流れを捉え換えた画期的な名著。)



「現代建築に関する16章 空間、時間、そして世界」 五十嵐太郎
(時代と建築家の試みを読み解く斬新な視点を提示。
建築があるスケールを超えて巨大化していくと、
もはや古い建築のモラルはふっとんでしまう……
もちろん、内部と外部を一致させるような近代建築の倫理観もふっとぶ。
巨大化すると、外部は制御不能。ファサードという概念が無効になるのです。
資本主義のロジックでドライブさせると、建築は巨大な空間を志向し、
ひたすら内部に向かう。外観のデザインを整えるというのは、
古典的な美学にもとづく建築家の仕事として歴史的につづいていました。
しかし、それは巨大資本主義の建築にとって、なんの効力ももたない。
……もはやそんなことはどうでもよくなって、
別の次元に突入するのです――<本文より>)



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優駿の門(文庫版) 12巻
(うわぁ、完結までまだまだ時間がかかるぜ!
でも面白過ぎるから、どんどんじわじわ集めたる!!)


「あしたの弱音」タイム涼介
(学校に住み込み、自給自足生活を送る中学生・弱音。
5年に渡りコミックビーム誌上で連載され、当初、普通のギャグ漫画であったのが、
勝手にキャラクターが暴走し、途中でシリアスな青春漫画となった異色の作品。
要望の多かった後半をメインに待望のコミックス化!
ということで、これ、めちゃくちゃ面白い!)



「アベックパンチ」タイム涼介
(ということで、「明日の弱音」の影響で、
タイム涼介関連を集めることにした。
と思い立ち、即購入。
「横浜を根城に日々、暇を持て余す高校生・イサキとヒラマサ。
ケンカじゃ無敵の二人だったが、
唯一の敗北がきっかけで、あらぬ方向に運命は転がり始める……。」)




「日直番長」タイム涼介
(ということで、こちらもタイム涼介関連。
ギャグや下ネタ満載な彼だが、
それだけじゃないのです。
そこに、どこか美的価値観のようなものを、
感じさせられてしまうのが、
彼の作品の素晴らしいところ。
この作品にも、ファン多し)



「銭」鈴木みそ 3巻
(「必読、これが大人の社会科見学だ!
鈴木みその熱筆が冴える、大人気・銭勘定マンガ」
ということで、普通に面白いこの作品。
まだ3巻。早く集めなければーー、
とあせっております。ジワジワ集めまっせ!)




ということで、本がどんどん増え、
自分で読むのも追いつかないという醜態なので、
そろそろ音源収集に趣向をシフトチェンジしたいです。
気まぐれな自分を戒めて、音源を増やす!!多分。





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