2010年5月15日土曜日

♯184 書籍(文学)

 一応最近1ヶ月で入荷した書籍をこそこそ並べます。
東京にいた頃に比べ、だいぶ本も買えなくなりました。
一番ショックですね。G-SHOCK。


「Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流」
津田 大介

(これを超えるtwitter本は出ないだろう、
とまで発売当初言われた本ですね。
twitterのただの解説本ではなく、
社会的に、ビジネスやメディアなど、
様々な側面から見たタイトルそのものの良本)



「電子書籍の衝撃」佐々木 俊尚
(こちらはちょうど本日読了。
電子書籍、つまりキンドルやipad、グーグルなど、
出版社の行く末や書き手、編集者の行く末、
また音楽についても今ビジネス体系はどのような潮流をなしているか、
というのを明快に書いている実にわかりやすい良本)



「吾妹子哀し」青山光二
(未読のため解説文転載。
「アルツハイマー型認知症で、妻の杏子は記憶を喪いつつあった。
失禁や徘徊を繰り返し、介護にあたる夫の圭介を
当惑させるのだが、齢九十を前にした夫は、老いた妻の姿に、
若い日の愛の想いを甦らせていた。
……おれは何とこの女を愛していたことだろう。
今も愛は生きている。自分の愛に責任を持たなければ――。
実体験に基づく究極の夫婦愛を謳って、川端康成文学賞を受賞した名篇」)



「空間の経験」イーフー・トゥアン/著 
(未読。解説転載。
「人間にとって空間とは何か?
それはどんな経験なのだろうか?
また我々は場所にどのような特別の意味を与え、
どのようにして空間と場所を組織だてていくのだろうか?
幼児の身体から建築・都市にいたる空間の諸相を
経験というキータームによって一貫して探究した本書は、
空間と場所を考えるための必読図書である。」)



「共通感覚論 ―― 知の組みかえのために ――」中村 雄二郎
(未読。解説転載。
「共通感覚は視覚や触覚などの諸感覚の統合に関わる
根源的能力である.アリストテレス以来の共通感覚についての
考え方とそれが開示する認識の新たな広がりを再発見し,
現代芸術や言語・時間・場所等の諸問題を解明する.」)



「リバティーンズ マガジン 」
(こちらは隔月発売の雑誌の創刊号ですね。
今回は特集がtwitter最終案内ですが、
なかなか切り口が他誌とは異なる感じを受ける。
中には文科系として著名な人々も多数いたり、
レビューやコーナーそれぞれ、
意外に興味深いものが多数あり、これからが興味深いところです。)






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