Ensemble Of Unique Instruments「Delusion Of The Fury」
(ハリー・パーチ作品を、
Ensemble Of Unique Instrumentsが演奏した作品なのかな。
平均律からの脱却をはかり、
自ら制作した楽器でもって、そして、己自身でもって、
理論化、作品化してきた人の作品ということで、
実に中身もユニークに富んだものとなっている)
Tony Conrad「Fantastic Glissando」
(サインウェイブを用いた、
ミニマリスト、Tony Conradの69年の作品。
この時代にここまでストイックにやっていたか、
と圧倒されるほどに、ミニマルかつストイック!
時間が経てば経つほど、音が唸る!
どんどん押し寄せるノイズの波に、
そしていつの間にか圧倒されている)
Pierre Schaeffer「L'OEUVRE MUSICALE 」
(ピエール・シェフェールの作品集です。
ピエール・アンリとの作品もあり!
元祖ミュージック・コンクレートの一人であり、
なにせ、テープができる前から活動してますからね、
そんな徹底した音への研究精神は、
以降に及ぼした影響はテクノロジーのみならず、
と計り知れないが、そんな彼の作品集ということで、
持っていて、当然損はないでございましょう)
Erik Enocksson「Man Tänker Sitt」
(こちらはスウェーデン人アーティスト。
映画のサントラ作品なのですが、
いやぁ、レベル高し!
ピアノやオルガン、そして彼のボーカル曲、
そして聖歌調コーラスなど、
神々しく、そして、崇高。
もう演奏といい、コーラスといい、抜群。
アンビエント要素もあり。)
Ben Vida「Mpls.」
(ほんと、大好き、タウン&カントリー。
そんなタウン&カントリーのメンバーのソロ作。
アコースティックギターのみの作品。
シンプル、そして削ぐだけ削いだ、
といっても過言ではないほどに、少ない音数。
シンプルでありながらも、一音一音無駄にできない、
この何とも上質な音楽。素晴らしい!!)
Ljudbilden & Piloten「One Hundred Fifty-Five」
(kama ainaとも共演あり!
ということで、こちらはスウェーデンから。
アコースティックであり、ポップであり、
トイであり、フォークトロニカであり、
と実にやさしく耳に投げかけられる、
まさに良質ポップミュージック。
晴れた朝にどうぞ!)
Yui Onodera & the beautiful schizophonic「Rdiance」
(the beautiful schizophonic はポルトガルの方たち。
それにしても、yui onodera 作品はどれも上質ですなぁ。
アンビエントを中心に据え、
自由に良質な音作りに取り組む姿勢がうかがえる。
壮大であり、壮麗であり、何かの可能性に満ち溢れている。
この「何か」の感じがいいわけ)
Fat Jon And Styrofoam「The Same Channel」
(Fat jon好きなので、こんな意欲作もゲット!
ラップとクラブ的エレクトロニカの合体!
なんかファンなんですなぁ、fat jonのラップ。
styrofoamとくっついて、
何とも売れそうなサウンドに仕上がりました。
実際、そんな売れてなさそうですけど。
でも、彼のラップの魅力と意欲は素晴らしいものです)
Tetuzi Akiyama + Toshimaru Nakamura
「Semi-Impressionism」
(秋山徹次と中村としまるの共作ということで、
もう名前を聞くだけでもゲットせねば、
という強迫にも似た感情を抱いてしまったわけだが、
アコギと電子音の共演ということなのですが、
ありがち、とそこで思ってはいけません。
しっかり聞いてみましょう。買ってみましょう。
この作品は本当に素晴らしいですよ。
そして昨日も眠るときは、これでしたもの)
Conlon Nancarrow「Studies For Player Piano」
(Conlon Nancarrowといったら、プレイヤーピアノ!!
プレイヤーピアノ・・・つまり、ロール紙に穴を開けることで、
作曲がなされるというもので、
彼はリズムとテンポ、というテーマに関し、
生涯を通じて取り組んだわけだが、
姿勢がどこか垣間見えるような気がする、
とても大切な1枚ではないでしょうか)
Nils Frahm「Wintermusik」
(こちらはドイツ人ピアニスト。
もともとは近い人へのクリスマスプレゼントとして
制作された音源らしいが、
世に出回ってよかった、と第三者の私は思っちゃうわけです。
ひたすらにピアノ、なわけですが、
こういったサウンドは、実に現代向きな感じが。
楽理について、いま一つ詳しくはないので、
何とも言えないですが、ライブラリー・テープスとか、
goldmund好きはみんな好きなんだろな、とか思います。
まぁ、でも美しいのは美しい、良作です!)
2009年11月26日木曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿