けっこう前に、ツイッターでさらっと、
この作品マジでイイとつぶやいてはおりましたが、
最近もう一度見たのでここに改めて書いておこうかと。
2008年 日本
監督 森義隆
出演 斎藤嘉樹、中村蒼ほか
監督の森氏は、「宇宙兄弟」がこれから控えてますね。
「ひゃくはち」を見た人なら、
「宇宙兄弟」には当然期待せずにはいられませんね。
さて、本作ですが、
野球をやってきた人だけでなく、
何かに熱く己を捧げたことのある人なら、
誰しも共感できるものではないかなと思います。
また野球映画と言えども、
切り口がありそうでなかった補欠への視点。
あったとしても、かつて高校球児であった僕が、
あぁたしかに、と思わせる作品はなかったかもしれません。
大所帯の野球部でどう生き残るか。
不謹慎な話、ライバルが死んだって大怪我したって、
蹴落としてでも、それでも背番号が欲しい。
そこに至るまでにも、
仲間と経験した色んな思い出だってある。
仲間であるに違いないのだけれど、
ライバルであるにも、違いない。
そんな葛藤が存分に描かれ、
見てる側の涙を誘う。
背番号をもらえるか、試合に出られるか、
それが全てだし、そのために高校3年間を費やしてきた。
補欠で背番号をもらえるかどうかの瀬戸際に立つ、
主人公の2人。彼らが費やし、積み上げてきたものが、
作品を通じて十分に伝わるからこそ、
見てるこちらも彼らの悲しさや喜びがわかる。
なんだろう。その彼らの無邪気な笑顔や
怒り、涙。様々な表情と感情が、
伝わり、自分でもわかるのが不思議と嬉しいのだ。
何か嬉しい、と作品を見ながら不思議と思わせる
本作、すげぇ。。
とりあえず、な気持ちでも良いので、
まず見てみましょう。
そして、「宇宙兄弟」を待とうではないか。
予告編
※※ 高良健吾もこの作品に出ているんだけど、
熱くて天才で仲間想いで女好きな奴なんだけど、
市原隼人主演のボクシング映画「ボックス」
においてそれとけっこう真逆なキャラを演じていて、
あぁ、俺、高良健吾に青春を魅せられてるわぁ、
と感じたこともここに一応記しておきます。
暇があったら「ボックス」も見てみてね。
ボックス!
当然、俺もこれを見たけど本当にリアル。まあ、私立はもう少しエグいけど。。。原作見たかな?原作最高でした!
返信削除わーい!コメントありがとうございまーす!
返信削除原作は未読です!絶対読んでおきます!!
現実はもうちょっとエグイですよねw
でも映画としてはあれで良かったと思います!
定期的に見たくなる作品です。。
あの電話のシーンなんかは私立ならではの姿ですねぇ。。。ジーーン。。。