2011年 アメリカ
監督 ジョナサン・レヴィン
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン
あらすじ
「普通の青年アダムは、ある日突然、ガンを宣告される。
その生存確率は50%で、その事実を告げた途端、
周りの人間の態度が一変してしまう。
しかし、親友のカイルだけは
今までと同じように接してくれ、アダムは
“ガン“を笑い飛ばして日々を過ごそうとするが……。」
(ぴあより引用)
ということで本日観てきました。
シネマディクトのくせに、今日はやけに人が入ってる、
なんて思ったら、およそ同時刻から、
「しあわせのパン」の上映があったわけですね。
原田知世主演の田舎でカフェみたいなのやる作品
だったかな。どうりで30代以上の女性が多かったわけ。
ってことは置いといて、ですね。
僕は当然この作品を気にせずにはいられませんでした。
主演の彼は、言わずもがな、
僕が最高峰に好きな作品「(500日)のサマー」の
彼ですね。上の画像見てピンと来た人も多いかな。
そして助演がセス・ローゲン。
「宇宙人ポール」や「グリーン・ホーネット」で
おなじみでこちらも僕が大好きな方です。
というこの2人、、ということは、、、
そう、これが本作の1番良いところで、
ガンを扱うと言えども決して重々しいドラマにはならず、
コメディを多分に盛り込んでくるあたりが、
最良のテンポを作品にもたらしています。
ヒューマンコメディ、ラブコメディの要素を
うまく散りばめながらも、
ただ軽いだけにならなかったのが、
素晴らしいところ。
タイトルに書かれているとおり、
生存確率は半々。
それを占う手術が行われる前夜、
今までどんなに落ち着いているように
振舞ってきた主人公も、
さすがに感情が爆発してしまう。
その爆発した瞬間、
淡々と映画を楽しんでいた僕の感情も
思わず爆発し、涙が出た。
その前後の主人公と親友のやりとり。
いっけんバカであるかのようなその親友の
彼への想いや主人公の家族、そして恋。。。
本作の脚本家による実話がベースということもあり、
こうした模様をきっちり見せてくれ、
そしてセス・ローゲンマジックと言えば良いのか、
お馬鹿でエロな要素も多分に盛り込まれ、
泣き笑いできる、本当に良い作品でした。
※※ 映画監督エドガー・ライトの恋人である、
アナ・ケンドリックが作中でどんどん可愛く見えてくる。
主人公のように、最終的には
皆さんも恋に落ちているかもしれません。(体験談)
予告編
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