2010年10月11日月曜日

♯215 家族ゲーム(映画)




1983年 日本
監督 森田芳光
出演 松田優作 伊丹十三 由紀さおりほか

ということで、なぜこのタイミングで家族ゲームなんだ、と。
いやぁ、文化系トークラジオLifeで「新・家族の条件」という特集が組まれ、
その中でちらりと出てきたものですから、
思わず便乗して、という感じで。。


あらすじ

「息子の高校受験のためにと雇った風変わりな家庭教師が
やって来たことで一家に巻き起こる騒動を描いた傑作ホーム・コメディ。
「の・ようなもの」の森田芳光監督が、現代家庭の抱える問題を
シュールなタッチでユーモラスに描く。横一列に並んでの食事シーンなど
斬新な表現手法が話題を呼んだ。出来のいい兄とは反対に、
問題児の中学3年の弟・沼田茂之。高校受験を控えて、
家庭教師としてやって来たのは三流大学の7年生で
なぜか植物図鑑を持ち歩く吉本勝という奇妙な男だった……。」


やはり、上の写真にあるように、
横一列の食事シーンというのは、実にハッとさせられた部分でありました。

家族とは、食卓とは、
という問いかけに対し、
人の配置を横一列にすることで、
我々に違和感を与えることで、認識させるという
その手法は、なるほどな、って感じですよね。

そんな実験的手法とともに、たたみかけられるラスト。
ここもまた諸説飛び交うものとなっておりまして、
この作品は今見ても、とても面白いと思います。
ぜひぜひチェックしてみて(はいかがでしょう?)




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