
ということで、あぁ、こんなんあったなぁ、
って思いながら思わず見てしまったこの作品。
劇中の音楽が、レゲエからパンク、ニューウェーブからブラックまで、
と幅広く、ファッション的な要素などからも、
注目をあびたこの作品。
そして、どうしても見る前から気になるポッチャリ少年の存在感。
ベルボトムを履いていたこの少年は、
学校ではいじめられっ子となり、いじける最中、
スキンヘッドのイケメン、ウディ(Joe Gilgun)と出会い、
彼らとつるむようになっていくのだが、
どうしてもその時代背景には政治が絡んでくるわけで、
そんな折にコンボ(アレックス・コックス作品にも出演してたりしている)が
登場し、次第に仲間は分裂していく。
つまりコンボは極右思想だったわけだが、
そんな分裂の狭間に立たされたポッチャリ少年は、
極右グループに参加しつつも・・・
簡単にいうと、こんなストーリー。
この時代のイングランドの国民戦線は、白人至上主義で、
その絡みも色々出てきたりもするんだけど、
何か全体的に(最後含め)若干の中途半端さ、物足りなさは否めない。
スキンヘッズ達はきっとあんな甘ちゃんじゃないと思うし、
いまいち想像していた「This is England」と違っていたなぁ。
ホント、表面だけなぞった感が否めない作品ではあるものの、
音楽や服装などを通じた娯楽映画としては及第点ではないでしょうか。
とりあえず、映画をそろそろまたどんどん見ていこうと思う。
(という宣言は何度もしているのですが果たして今回は三日坊主にならないのか!?)
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