2010年7月23日金曜日

♯196 Richard Garet「Four Malleable」(音楽)

 いやぁ、暑い毎日ですね。夏なんですね。
こんな暑い日もまた、すぐ涼しくなるんでしょうね。

 ということで、ブログなのですが、
音源入荷が、やはり東京にいた頃より、
ペースが落ちてしまったもので、
これから1枚1枚紹介する前ブログの形式に戻そうかな、
と思い立った次第ですので、引き続きお付き合いください。

こっちの方法の方が、
今までの事務的な紹介よりしっかり出来るかな、と。

今回は、

Richard Garet「Four Malleable」です。



NY在住のRichard Garetによる作品で、
2004年~2009年録音の未発表音源4曲が収録されています。


ドローンサウンドを軸に、
さまざまなノイズや電子音を取り入れられています。
少々ネガティブ志向ともいえるサウンドかもしれません。

豪快に構築されたパワー部分もあれば、
微細なエレクトロニクスが細々と震え踊っているかのような部分もあり、
その見事なバランスが絶対的ネガティブサウンド、
とも言えるのかもしれません。

ノイズ音量の押し引きもこれまた妙であり、
2004から2009年までの録音分、
とは思えないほどにアルバム全体に統一感もあり、
2枚組4曲、文句なしの作品となっております。

サンプル




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