2009年7月28日火曜日

♯67 週末(雑記)

 先週末は、青森からシュンキチが来た。
完全ノープランの彼は、完全にノープランで、
急に来て、テキト―に帰った。

 そのノープラン具合は、
私たちにも伝染し、
せっかく青森から来たのに、
どこにも彼を案内しませんでした。
ただ、夜、飲むだけでした。

 我が家恒例の腕相撲大会も行われ、
何とか、我が家「松田家腕相撲協会」のメンツは、
ギリッギリのところで保たれたかと思います。
僕の、人生腕相撲無敗記録も無事続いております。

 来年あたり、
彼は青森での郵便局員生活を辞め、
東京で郵便局員生活をしているのでは、
と予想しております、というほど楽しかったです。




























2009年7月27日月曜日

♯66 ケーキ(サイト紹介)

 週末のことは、明日か明後日に書こう。

とりあえず何かここに載せたいという衝動に駆られたので、


以下に示すサイト(というかブログ)は、

ダメなケーキを紹介するブログのようだ。

 ダメ、といっても味が、

というのより、形、デザイン、

というか見た目が、ね。

 まぁ、比較的男子率が高いであろう、

このブログの中でこんなサイトを紹介するのも、

何かあれですが、たまにはこんなのも紹介してみよう。

意外に深々とみていくと、

「いや、これ、無いっしょ」

的なのもあったりして、まぁ暇つぶしに。


ということで、どうぞ 


※おすすめ動画

Giovanca - On My Way
(おっしゃっれー、な音楽&人、
だけど、まぁ普通に良質なポップでいいじゃんか。
オランダ在住で女優もモデルもやっちゃってるっていう、
ザ・芸能界!みたいな人ですね)




2009年7月24日金曜日

♯65 二階堂&雑記(雑記)

 
いやぁ、neco眠ると二階堂和美というタッグが、
醸し出すよりお祭りなハーモニーは、
これからの季節を想起させ、
何かグッとくるものがある。
PVの二階堂の表情の豊かさは、やられる。

neco眠る「猫がニャ~て、犬がワンッ!」

ちなみにこの曲のインストverをライブで聴いたのだが、
そっちはそっちでよりピアニカを強調していて、
また違った良さがあった。
ホント、良心、なバンドですなぁ。
人気出るのも頷ける。


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自転車に5万?とか、15万?

は?ママチャリ黙って乗っとけや!

なんてのが、今までの考え。

ひとたび、友人がピストを買って、

そしてもう一人がまた買って、

そのかっこいい感じの中に、

僕のママチャリが挟まれると、

これはこれはいたたまれない。

そんな気持ちの爆発により、

僕も自転車を買っちゃいました。

チャリで8万5千も使うとは、

今まで生きてきて、

想像外でした。

想像の外をいけたということは、

大丈夫、階段を上っているということだ。




2009年7月23日木曜日

♯64 JPOP名曲選(音楽)

さぁ、連日の更新すみません。

今回はJPOP特集や!!


Still Love Her(失われた風景) -TM NETWORK

(シティハンターですな。
いやいや、このメロディーは永遠なり。
TMネットワーク、名曲多し。
小室がんばれ!)

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斉藤和義 - 歌うたいのバラッド

(JPOPの至宝ですな。
いい位置でずっと活動できてると思います。
にしてもやはりこの曲、名曲ですな。
ウルウルしちゃうね)

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TOMOVSKY - 我に返るスキマを埋めろ

(おっと、イントロにごまかされないでください。
しっかり聞きましょう。
なんですか、このキャッチーさ!!!
ロックスタイルでいながら、このPOPさ!
こいつら、いい曲けっこうあるんだわ)

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BONNIE PINK 日々草

(何気に彼女も長いよねー。
これがまた良いんだわぁ。
普通にリピートしちゃう曲です)

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ストレイテナー Lightning

(モダンなサウンドを取り入れた、
秀逸なポップソングだと思います。
こういうサウンドもランキングに入るようになったのだから、
JPOPの窓口も決して狭くはない)

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クレイジーケンバンド GT

(夏や!夏なんやでー!
ということで、この曲はあがりますな。
ボーカルとしての表現力はさすがなもの)

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NOON 君住む街

(こいつがまたイイ声してるんだわぁ。
ジャズシンガー然としまくりですね。
でもこのリズミカルな感じはやっぱり、
おさまりがよいというかなんというか)

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LITTLE TEMPO & 藤田陽子 - 茶の味

(定番ですな。定番ですか?
やっぱ、藤田陽子の声は良すぎる。
加えてリトルテンポの演奏が、絶妙!)

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ということで、今日はこれまで。
また、これ、やろうかな。

けっこう暇つぶせるでしょ!?




2009年7月21日火曜日

♯63 音楽(音楽)

 
・入荷した音楽


Bexar Bexar「Haralambos」
(Bexar Bexar大好き!を自称しながらも、
実は未聴だった1st。
ギターの美しさは相変わらずなのだが、
ベースやエレクトロニクスが2ndより多様されていて、
また違った趣でありながらも、これがまた良い。
やっぱり外さない、匠です)


Anna Järvinen「Jag fick feeling」 マイスペ
(スウェーデンからきました!
いやぁ、ナイスなポップですなぁ。
透きとおる声に、この愉快で美しいメロディーは、
今年トップクラス!)


CHRISTINE23ONNA「Acid Eater」
(これがまた良いんだわぁ。
山崎マゾのプロジェクトですな。
モンドミュージックに超絶スペーシー電子音響を
散りばめまくるという、確信犯。
これは、本当に良いと思う)


Bike For Three!「More Heart Than Brains」
(カナダはBuck 65のプロジェクト。
アンチコンからのリリースです。
やっさしぃエレクトロニカと、
STREETSよろしく語りかけるようなこのMCが、
またグッドな相性で、ナイスなヒップホップとなってます。
なかなかなもんです)


Christian Marclay「More Encores」
(んまぁ、名盤を今頃入手ってことですね。
ターンテーブル実験演奏家、クリスチャン・マークレイ、
ってさすがにご存じですよね。
いきなりシュトラウスのコラージュから始まり、
ショパン、ルイ・アームストロング、ジミヘン、
マリア・カラス、バーキン&ゲンズブールなど、
名だたるメンツのレコードをコラージュしまくってます。
レコードを傷つけまくりですね。
クラブミュージックの人はこの姿勢をどう受け止めますか?)


Adam Pacione「From Stills To Motion」 マイスペ
(完全なるドローンアンビエントです。
ここまで一貫されると気持ちいいですな。
ミニマルに重厚ながらも、
浮遊感をもたらしてくれるこのサウンドは、
ヘッドホンの中で流しっぱなしにしていて、
気持ちいいのなんの)


Jackie-O-Motherfucker「Ballad Of The Revolution」
(やっぱり大好きなんだって!!!
Jackie-O-Motherfuckerです。
新作ですよねー!
極上スペーシーサウンドやサイケな演奏、
そしてボーカルが入って一層良い!
インストであろうと、ボーカルサウンドであろうと、
やはり彼らは彼らで、素晴らしいパフォーマンスを、
毎回してくれることを毎度感謝)


Eluder「Drift」
(フリーダウンロードものです。
純然たるアンビエント作ですな。
こちらからダウンロードできます。
普通に良いと思います)


ocdc「Piano Suites For Ella」
(良質ピアノ作品です。
フィールドレコーディング?な音をバックに、
響き渡るピアノ音の美しいこと。
こちらもフリーダウンロードものです。
ダウンロードはこちらから


Hjorten「Rain」
(こちらもフリーダウンロードもの。
ノイズアンビエンスですな。
延々垂れ流される各々の曲による、
種々のノイズは、耳障りであることは決してなく、
あまりにもミニマルすぎて時を忘れる。
こちらからダウンロード


ということで、でわでわぁ





2009年7月20日月曜日

♯62 変則の美しさ(スポーツ)

 またも、連続更新すみません。 

ということで、今回は、
ボクサー、ナジーム・ハメドだ。

やはり「ちょっと変わった」感というものは、
人々にとって受け入れられることが多い。

K-1に参戦したときの山本KIDや、
須藤元気にしたって、
各々の変則を持っていた。
 
KIDは、スタイルやオーラが他とは異であり、
須藤は入場から試合まですべてをオリジナリティで固め、
動きなどすべてが変則だった。

というそんな彼らも、
ハメドの動きを参考にした、
と本人たちが自白しているのだから、
そんなハメドを知っておかないわけにはいかない。

この動画で見る感じ、
パンチは、ジョルトばかりなのに、
全然カウンターを喰らうわけでもないし、
はたまたバックステップしながらでも、
相手をKOさせることができるし、
とにかく変則でありながら「異様」なのだ。

メイウェザーはスピードやキレなど、
すべてが正確無比でパーフェクトならば、
彼はその正反対をいっていたボクサーであろう。


ということで、動画どうぞ
最後まできちんと見ることをおすすめする。
音楽と合っていて、なおカッコ良い。

どうぞ



パンと綺麗に仕留める、
先ほど記した、ミスター・パーフェクトこと、
メイウェザーもそれはそれで美しいのだが。

そんなメイウェザーはこちらから











♯61 シャッフル(映画)


 かの有名な石井聰亙監督作です。
「爆裂都市」とか「狂い咲きサンダーロード」のあの人ね。

 もうとりあえずジェケからかっこいい、
ということで、チェックせずにはいられません。

 大友克洋の『RUN』が原作で、
劇中でもとにかく走り続けています。

 刑事に追われながら走る中、
過去の初恋や陸上大会での苦い思い出など、
様々回想されるなか、
主演、中島陽典の嗚咽にも似た息遣い、
そして、東京ロッカーズにありそうな、
あの混沌としたサウンドが見事交錯し、
素晴らしきハードボイルド混沌映画となっている。

 あとから、気づいたのだが、
愛人役は室井滋で、
彼女はかつて自主映画の女王?的な
呼ばれ方をされていたっていう。
すみません、初耳でした。

 約35分と短いながらも、
ギッシリと詰まった混沌。
要チェックです。


※おすすめ動画

Beck「 Sleeping Bag」
(Beckのメジャーデビュー前の作品アルバム、
「One Foot In The Grave」名盤過ぎますね。
この儚く、うなだれたボーカルはずっと耳に残ります、名曲)




2009年7月17日金曜日

♯60 映画(映画)

 ということで、連続更新すみません。

面白そうな映画をいくつか。


・扉をたたく人 予告編

(ぜひ、見たいですな。ジャンべってますね!)


・不灯港  予告編

(音楽もセリフも何か渋い。でも何か若さを感じる。
これも見たいねぇ)


・セントアンナの奇跡  予告編

(別にスパイク・リーだから、
という問題ではなく、
何かちょっとストーリーが気になったから)


・サマーウォーズ  予告編

(いやぁ、なんだかんだで普通に良さそう。
映画館でみるべきか、レンタルか。
いや、映画館でみたいかな)


・ウルトラミラクルラブストーリー  予告編


(舞台は青森、音楽は大友良英。
背景は完全に僕好みでしょ(笑))






♯59 芸(エンターテイメント)

 以前、友人タカヨシに教えられ、
その動画を拝見してみたのだが、
改めてその才能に驚嘆させれた。

とりあえず、最後まで見ればわかる、最後まで。

ピンという、笑いの方程式を自ら模索しなくてはいけない、
難しい立場でありながら、
こうも才能を見せつけられると、
こちとら、もう何も言えません。。

ということで、どうぞ


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ケンコバと礼二という、
才ある二人が組んでいます。
過去の世代の漫才をパロっているわけですが、
言ってることはベタなのに、
そのテンションと間とテンポは、
見事な黄金率!

ということで、どうぞ


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ジャルジャルも面白いなぁ。

どうぞ




今回はシンプルにこれでおしまい。




2009年7月14日火曜日

♯58 音楽(音楽)

 昨日から立て続け更新ですみません。

・入荷した音楽

(ロック、サイケ、ポップ路線が多め)


Pearls Before Swine「Balaklava」
(USの60年代のグループですな。
サイケなフォークロックバンドでございます。
多数のジャズ、ソウル畑からのゲストが参加の本作ですが、
やはりトム・ラップのカリスマ性は光りますな。
アシッド感ある素晴らしき佳作です)


St Mikael「Visions Of A Trespasser」
(ということで、スウェーデンのカルトミュージシャンですな。
この明らかなサイケサウンドは、
いかにも6,70年代を彷彿とさせるのだが、
それを80年代後半から今でもやってるという、
見事なまでの一貫したスタイル。
へヴィなものからアシッドなものまで、
しかしどれも「サイケ」を何か感じてしまうのです)


Colette Mangny「Repression - Pena Konga」
(こちらはフレンチ・フリージャズもの。
彼女のシャンソン的ボーカルからは、
とてつもない貫禄と強いメッセージが垣間見える。
音楽のジャンルを度外視した、
非常に強大な魂を感じる。強い作品です)


Lotus Plaza「The Floodlight Collective」
(Deerhunterのギタリストですな。
Deerhunterはそんな好きじゃないですけど、
こちらはけっこう好みです。
ポップなんですが、マイブラ感にも溢れ、
見事モダンテイストに仕上がっています。)


Hush Arbors「Hush Arbors」
(このアルバムの中の「Bless You」は、
ミニマルにささやかれるボーカルと、
アシッドな演奏の絡み合いが特に見事であった。
USの良心佳作ですな。)


Talibam!「Ordination of the Globetrotting Conscripts」
(音はいかにも、な、NYな、アヴァンミュージックですな。
基本2人編成なのですが、
フリーフォームなサウンド、
フリーインプロ的サウンドは、
何か渋さよりは、どちらかといえば若さを感じる。
勢いでゲットした1枚だ)


Pastry Case「Wheelchair And Jogging Suit」 マイスペ
(WHY?などとよく比較される彼ら。
実はフランスからなんですな。
ありがちな良質エレクトロポップではあるが、
あるが、とはいったがいやそれ以上述べることは、
特段ありませんな。まぁ良質ポップです)


Sleepy Town Manufacture & Unit 21
「No Traces」  Sleepy Town Manufactureマイスペ
(でたっ!ロシア産のアンビエントです。
チリチリなサーフェイスノイズがそそりますなぁ。
冷涼なサウンドにうまく声やドローン、
アコースティックなサウンドが、
溶け込んでいます。
これは良い作品です)


Iancu Dumitrescu「Objet Sonore Mysterieux」
(こちらはルーマニアの異端児というか鬼才。
そして女性Ana-Maria Avramとの共作。
静寂なドローン、ノイズ、ピアノに、
軋みの音、破壊的強烈ノイズへの展開。
見事な長尺大作です。)


Harumi「Harumi」
(出ました、サイケの珍盤大作!
サイケにはやはりたくさんの埋もれた音源が、
実に多いのでしょう。
こちらは、日系人?のようですが、
プロデュースはベルベッツやディランをも手掛けている、
トム・ウィルソンによるそうだ。
ソフトロックやロック、ポップ、ムード音楽など、
様々なサウンドが行き交う今作は、
珍盤とはいえど、サイケ目線でいえば名盤であろう。)





♯57 ドラマ総括(エンターテイメント)

 ライブの感想に引き続き、
連続更新とさせていただきます。


 さて、4~5月期のドラマも終わりました。
そしてまた新たにドラマが始まってきています。

 昔の超テレビっ子時代から比べれば、
今はその塵くらいのレベルでしか、
テレビを見れていないわけなのですが、
でも、見たいものはなるべく見ようとしています。

 今クールのドラマも、
リアルタイムではあまり見れませんでしたが、
なるべくチェックしました。
皆様も、今や、ドラマやバラエティの動画サイトが、
多数存在しておりますので、
そこを駆使して、ぜひ今からでもチェックしていただきたいです。

 今クールは視聴率に順じた、
といった感じでしょうか。
しかしまぁ、私見で順位づけをしていきましょう。

1位は、とくれば、「BOSS」
「BOSS」は最終回20%超えを果たしましたが、
ドラマ自体、高視聴率を維持し続けた理由も、
うなづける位に面白かった。
テンポと展開は素晴らしかったでしょう。
天海氏の特有のキャラは、もうあのままでいいでしょう。
面白かったのだから何も言えません。


2位「アイシテル」
日テレ健闘ですな。
今クールのドラマの中では、一番重い内容です。
殺害した息子と殺害された息子の家族の話です。
板谷由夏の好演と稲森いずみの好演は光りました。
酷評も多かったでしょうが、僕的にはアリでした。
稲森氏は年齢を感じさせるようになったなぁ、
なんて感じながらも美貌はまだ残っていて、
やっぱりいいわぁ、なんて。
に、してもこのドラマも視聴率は、
今クールでは高めで15%位をキープ。
見た人はわかったんでしょうな。

3位「白い春」
ポニョの大橋のぞみ嬢と、阿部寛、そしてエンケン。
それに加えて吉高ちゃん(かわいい。でも青森デートて!!)
子役の力は素晴らしいですな。
リアリティには欠けるものの、
ファンタジー過ぎるわけでもなく、
ドラマとしてはうまくまとめてきましたね。
ちょっと最後は感動で涙が出そうになる、
という自分の涙腺の緩さを改めて実感。

4位「湯けむりスナイパー」
ホントは1位に挙げてもいい位。
それくらいによくできていた。
恐らく大半はこのタイトルだけで敬遠することでしょう。
しかし、これを1度見てみると心が熱く滾るのであります。
エンケンの「白い春」とはまた違った演技に、
匠を与えましょう。
オッパイや濡れ場がこんなに出てくる番組も最近はまるでない。
なかなか実験的要素もあるドラマだったのではないでしょうか。
しかし、そんなピンク色は、さておき、
なドラマの内容であったことがこのドラマの凄み。
テンポもいい、歯切れもいい。
しかし、最終回の弱さはしょうがない、
とは思いつつも、これは長期的に続いて欲しかった。
テレ東はさすがな仕事をしたのではと思います。

以上、次のクールのドラマも楽しみです。
けど、そんな期待できる作品がないのが、
今からこわいところではあります。

※おすすめ動画

Matryoshka - Sink Into The Sin
(remixed by world's end girlfriend
ということで、、らしい感じですな。
特筆すべき点は特にないけど、
気分だよな、気分)





♯56 ライブ(ライブ観戦記)

 ということで、日曜日、

下北沢GARDENのこけら落としイベントにいってきました。

キセル、neco眠る、doppo、イルリメ、DJやけのはら、

ということで、この外さないポップなベタさ感で、

2500円はお得だろう、と行ってきました。


 この初めてのGARDENという箱は、
なかなか面白いですな。横長で。
6月25日に恵比寿リキッドで、
キセルを見たわけですが、
そんなリキッドと音響もまるで違って、
キセルをまた新しい感覚で堪能できました。


 DOPPOが最初だったわけですが、
純粋なるロックでした。
この手は音源で買ってはいけないバンドですな。
ライブが一番だと思います。
もちろん、ライブパフォーマンスはかっこよかったです。

 次にneco眠るだったわけですが、
2、3年前にyou tubeでたまたま見かけて以来、
機会があればライブはぜひ見たいとは思ってはおりましたが、
いやぁ、噂どおりのお祭りダブですな。
ダブのよくある内省的な部分とは正反対の、
あのテンションは、そりゃ私もあがりまくりでした。
どの楽器もかっこよかったです。

 イルリメも、実は初見だったのですが、
素晴らしきエンターテイナーでした。
種明かしをどれだけしても、
まだその奥には種が仕掛けられているというか、
アドリブなのか、持ちネタなのか、
この線を行き来する彼は、
故に最高のエンターテイナーでした。
笑いも含め、一気に会場のボルテージは上がったと思います。

 
 そしてシメは、キセル。
以前、恵比寿で見た時と、セットリストが、
ちょこっと変わっていて、そして、
前回は1曲の新曲披露でしたが、
今回は2曲ということで、そしてその両方が、
相変わらずの良質ぶりでたまげました。
好きな曲のひとつ、「サマタイム」は、
弟さんの方がボーカルをメインにつとめているということを、
昨日実は初めて知りました。恥ずかしながら。
加えて、ベガや高田渡の「系図」のカバーなど、
相変わらずの超良質。何度見てもやはり最高です。感動です。
どこまで行っても、「音楽」の境地は、
ポップである、という僕の考えは深まるばかりだ。



※おすすめ動画

高田渡 / 系図
(1分20秒過ぎくらいから曲が始まります。
高田氏のオリジナルも良けりゃ、
キセルverもホント素晴らしいのです。
それはぜひ、ライブで聞いていただきたい。)




2009年7月10日金曜日

♯55 Cobra Style(音楽)

 皆様、毎度こんなブログをいつも訪問してくださり、
感謝しきりです。ありがとうございます。
頼むから、さみしいので気軽にどんどんコメント残してください。


本日は動画を多数アップしていこうかな、と。


そんなわけで、youtube旅行をしていたら・・・

地元青森のバンドCobra Styleの動画がけっこうアップされてるわけで。
いやぁ、実に質が高い。そして渋い。
右にいるギターのキヨクニ君はスケベなんだけど、
そんなの許しちゃう!っていう匠さだよね!
オーソドックスなダブバンドスタイルではあるのだけれど、
この1本芯の通ったスタイルは実に素晴らしい。
間といい、ラインのストイックさは、
如実に質の高さと大人度をグッと上げていますね。

動画はこちら、 マストチェック!!!!


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EP-4の音楽、久々聞くといいねぇ。
例の「5.21」記念動画らしいので、
詳しくはご自分で御調べなすってください。
音楽は83年発表のLPからのようですが、
実にポストパンクファンキー!
早く音源欲しいです。
欲しいと思って早何年だろうか・・・


動画どうぞ


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ビートボックスの可能性というのもなかなか奥深い。
というより、その可能性を拡げてくれているのは、
いわゆるデジタルのおかげでもあるのではあるが、
こうやって可能性を掘り下げていくのは素晴らしいことと思う。

Dub FX 動画

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サン・ラ・アーケストラ初期メンバー、
フィリップ・コーランの息子が率いる、
というその血統でも騒がれているのが、
このHYPNOTIC BRASS ENSEMBLE
ジャズ・ファンクなブラススタイルは、
ブラス特有の重厚さと
その風貌とは裏腹な感じの渋さは、良いね。

HYPNOTIC BRASS ENSEMBLE動画

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19歳だそうだ。オーストリアからの歌姫ちゃんですな。
それでいて、この雰囲気を漂わせるボーカルは、
実に将来性豊かだといえる。
ぜひとも音源をゲットしたいところです。

Soap&Skin 動画

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アシッドフォーク、カルト界の重鎮current 93こと
David Tibetの妻によるソロプロジェクトということで、
こちらもまた実にアシッド。
夫婦そろってアシッドて!!!

Pantaleimon動画

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インダストリアルのあのゴリゴリ感を、
ミニマルなテクノに乗せるっていうのは、
こんなにも気持のよいものなんですね。
驚きと感動とノリが交じってます。
これはいい。

Ancient Methods 動画

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Trioskの活動の終焉はに悲しんでいるわけにはいかない!
さて、そんなメンバー、Adrian Klumpesの
ソロアルバム「Be Still」の出来は素晴らしいものだったが、
動画もみたい!というわがままはかなえられました。
哀愁ピアノで、まず、落ち着こう。

Adrian Klumpes 動画

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アルバム「Her Mouth Is An Outlaw」は、
もちろんお気に入りだ。
叙情性という近年ポストロックの持つ定番感情を、
実に高い質で体現しているバンドであろう。

AMPLIFIER MACHINE 動画

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とどのつまり、である。
落ち着くのはやはりサティの「Gymnopedies 1」
になってしまいます。
これを聞いて、今日もおやすみなさい。

Erik Satie動画




2009年7月6日月曜日

♯54 音楽(音楽)

毎度、試聴リンクを載せているわけですが、
きちんとしたスピーカーもしくはヘッドホンのもと、
試聴に臨んでいただく(いただいている)ことを
まずお願いします。


・入荷した音楽

Iannis Xenakis
「Xenakis: Persepolis + Remixes Edition 1」
(電子音響の重鎮であり、
この作品も彼の代表作の一つでしょう、ペルセポリス。
1曲約1時間の中に、ノイズと静寂、そして電子音・・・
不気味に冷涼に、そして荘厳に、と崇高なる作品でしょう。
面白いのは、Disk2で、こちらはリミックスで、
大友良英、メルツバウ、池田亮司などと、
多くの著名ミュージシャンが参加している。
聞きごたえありすぎる作品です)


Luc Ferrari & eRikm「Archives Sauvées Des Eaux」
(リュック・フェラーリが大友良英と行った、
「水から救出されたアーカイヴ<諸概念の活用第1番>」
詳しくはこの北里義之氏の文がふさわしいでしょう。
ウェスタンとベートーベンを激烈コラージュさせた部分が、
この作品のハイライトとして多く語られる。
エリックMの働きも恐らくさぞ大きかったことだろう。)


Typical Cats「Civil Service」
(こちらはシカゴヒップホップの定番レーベル、
ガラパゴス4からですな。
むしろこの1曲目がヒップホップヒップホップしくて、
お気になので、この曲のためだけにゲット!な作品)


Dub Colossus「A Town Called Addis」
(エチオピアのジャズや伝統音楽、ポップスを、
ダブっちゃおうという好奇心作。
抜けて素晴らしい、というほどでもないが、
まして、新しい!というわけでもないが、
悪くはない。曲によっては壮大なダブ特有スペーシー空間を
味あわせてくれるのはやはりありがたいところだ)


James Tenney「Selected Works 1961-1969」
(さて、実験電子音楽家james tenneyによる作品集。
1曲目からプレスリーの楽曲の猛烈コラージュから始まり、
ノイズ、電子音響、ピアノなどでの楽曲がある。
そして最後の曲「For Ann (rising)」は、
11分48秒、電子音の音階の無限上昇を体感する。
さて、これで思い出したのが「無限音階」である。
詳しくはここを見ると良い。面白いでしょう。
そして、これを見るといいだろう。)


Warner Jepson
「Totentanz And Other Electronic Works 1958-1973 」
(サンフランシスコバレエ団の舞台音楽担当という肩書も持つ、
この音楽家、Warner Jepson。
ヘナヘナとしたピヨピヨかますシンセと、
声や物質音、動物など、もうめちゃくちゃにしてくれちゃった、
ひとつの楽曲なのか、ミュージックコンクレートなのか、
とも迷わせるかの瞬間も多数見せつける、素晴らしき作品だ。
長年、埋もれていたのだそうだ。)