野球はやはりどこまでいっても好きだ。
ニュースはなるべくチェックしたくなって疼くし、
週末はヤフーを介して、
昼過ぎから夕方まで楽天戦をチェックしてから、
外出することがしばしばある。
今宵もマー君のおかげで楽天は勝利し、
僕も非常に上機嫌なわけだ。
さて、そんなマー君、6連勝だ。
なぜこんなにも神がかっているのか。
その一つはやはりストレートの進化だろう。
ダルビッシュのブログを見ていると、
マー君にストレートの投げ方を教えた、と書いてある。
そしてさらに驚くべきは、
同じ球速で、ボールのキレを投げ分けるという技術だ。
ダルビッシュ自身、
まさかマー君が体得できるとは思っていなかったようだが、
それよりなにより、現代野球の投球技術は、
ここまで、進歩・進化していたのか、ということ。
剛球を投げ、心身丈夫であること、
という投手象から野球は始まり、
球が曲がるということが不思議、
という感覚は、投手の現代の骨格を成し、
フォークボールという変化球は、
縦の変化という新たな色を出すことで、
打者の外と内、高と低という、
投球に「幅」というものをもたらした。
さらに時代は進み、科学が導入される。
これはボールの空気抵抗という変化球の種明かしに成功した。
パームボール、スプリット、チェンジアップ、
何種類もあるスライダー・シュート。ひいては、ナックル。
時代がさらに進むと、
カットボール、0シーム、2シーム、4シームなどと、
投球技術の細分化が為された。
これらの進歩過程というもの、
実際ほんの一部であり、フォームやトレーニング、
投球技術など絶え間なく進化は続いている。
そんな進化の歴史に加えられたのが、
このストレートのキレの調整だ。
これに関しては、まだ種明かしはされていないと思われる。
打者はボールの真ん中をとらえることが、
バッティングの基本なのだが、
同じ球速のボールでありながら、
キレの違いがあるということは、
タイミングに微妙な変化をもたらし、
加えて、ボールを真ん中でとらえることが、
またひとつ、困難となるわけだ。
投球とはつまり、打者にボールをとらえられないこと。
そして、いかにそのパーセンテージを低くするか、
ということになる。
カットボールなどの小さな変化球の登場然り、
現代野球は三振よりも、いかにとらえられないか、
凡打の山を築けるか、にあり、
理想は、9回、27球。これに尽きるわけだ。
つまり、それは、体の疲労をいかに減らすか、
ということにつながる。
日々進化を遂げる野球の技術の「投球」
について今回はなるべくわかりやすく書いてみた。
やはり、野球ファンは多い方が良いから。
※おすすめ動画
高校時代のダルビッシュ
(右打者への外角ストレートが抜群に良い。
今と比べ、やや軟投派だが、やはりポテンシャルは凄い。
そして特筆すべきはやはり、体のしなやかさである)
夏の甲子園2006
(やっぱりこの年の甲子園は良かった。
ほとんどの試合をちゃんと見ていたので、
色々思うものもあり、いつ見ても感動する)
2009年5月21日木曜日
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