2011年11月14日月曜日

♯269 マネーボール(映画)

2011年 アメリカ
監督 ベネット・ミラー
出演 ブラッド・ピット、ジョナ・ヒルほか

あらすじ
メジャーリーガーから球団経営者に転職した実在の人物、ビリー・ビーン。
彼は強豪球団の三分の一しか年棒が払えないという球団の弱点を
カバーするため、2002年に「マネーボール理論」を導入。
これまでのやり方にしがみつこうとする抵抗勢力に迎合する事なく
チームの変革を成し遂げ、公式戦20連勝という記録を打ち立てた。
本作では、自分の信念を貫きチームを変革していくビリー・ビーンを、
ブラッド・ピットが力強く演じている。
元野球選手たちが選手役で出演しているだけあって、
試合シーンはリアリティたっぷり。
普段は見られない球場の裏側が多く見られるのも、
ファンにはたまらない。監督を務めたのは、『カポーティ』のベネット・ミラー。」




 ということで観てきましたよ!話題だし、野球だし、
ブラピですし!(ファイトクラブ大好きなんです)


 ということでまず「マネーボール理論」について学んでみましょう。
こちらです。

 貧乏球団VS金持ち球団というわかりやすい構図ながら、
実話を基にしているという点とそのミラクル具合は、
もう胸を熱くせざるを得ませんね。

 自分もかつてはドラフト1位の選手であり、
しかし結果を出せず表舞台から去ることとなり、
スカウト等を経て、若くしてGMとなる彼だが、
己の信念を貫くあまり、
やり方が非常に強引・傲慢にうつるが、
それはあくまで彼が目指したもの、
そのものだけを彼が夢見て追っていた証拠ですね。

 奇跡にはとても胸が熱くなる。
しかし、この話の素晴らしきところは、
それはでも不完全であるということ。

 不完全であるけれども、
それでも己を信じ、現在でも夢を追う姿、
そしてそれまでで得た彼の教訓こそが、
この作品の持つ素晴らしきパワーなのであろう。

 熱さとともに、ふむふむと何かを得て、
劇場を出るその感覚は爽快でした。

 
予告編


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