
ということで、SR サイタマノラッパー の2が絶賛上映中なわけですが、
1を観ていないので、さらに言うと、青森では2は観れないのですが、、
とりあえず観てみました。
随所で本作が絶賛されており、
そのおかげで宇多丸氏のラジオで取り上げられ、
自主制作映画界の粗悪な経済環境が、少しずつ浸透し、
そうういったインディペンデント界の現状を、
世に知らしめた、という意味でも大きな意味を持った作品です。
埼玉の片田舎、というのがまずもって重要なキーであり、
年齢相応の環境、共感、そしてその中にある夢。
様々な思いや葛藤がヒップホップという音楽に昇華されつつも、
うまい具合にユーモアを交え、話は進んでいく。
ヒップホップ特有の言葉遊びは、
劇中のセリフにこれまた絶妙にフィットし、
うまい具合に感情を色んな方向へとシフトさせる効果を果たす。
ヒップホップへの夢というか、その熱。
これがまた胸を熱くさせる部分でもあり、
ラストは誰しもがハッとさせられる。
なぜなのか。といえば、
まず出演者を見れば、有名人はみひろ、だけ(かな?)。
あとはホントどこにでもいそうな、
というザ・自主制作!初期衝動!
つまりは、映画という土台にありながら、
その土台が実に高くない。
感情移入がしやすい、ここが肝なことでしょう。
宇多丸氏のごもっともな、
現代の映画批評の至宝の批評が、
思わず熱くなっちゃってる批評も参考にしつつ、
ぜひご覧いただければ、と。
批評参考
最近みましたーラストすごかったねぇ!うちの大将はラストだけみていいものみたと言ってました笑
返信削除おぉ、タイムリーですね!
返信削除SR2も早く観たいですねーー!
人気が出れば出るほど、負債を抱えるのがインディペンデント映画界なようで、作品の質が今後落ちていかないことを祈らねば!!