
2007年アメリカ
監督 トム・マッカーシー
主演 リチャード・ジェンキンス
妻を亡くし、孤独となり心を閉ざしていたとある教授のもとに、
移民が現れる(たしかシリアとセネガルのカップルだったと思う)。
そんな異色な交流のもと、
若き青年にジャンべを教わりながら、
絆を深め、シーンは展開していくのだが、
青年はふとした事件(事故?)から国外退去を命じられる。
簡単にいうとそんな感じのヒューマンドラマなわけですが、
いやぁ、この作品なかなか良かったです。
本当は映画館で観たかった作品だったのですが、
うん、映画館でぜひ観たかった。
異色の交流が育んだそのあたたかい関係は、
ストーリー上、そして私たちにも共感を促し、
時間を見事に忘れさせてくれた。
心閉ざされた教授の体内に、
「リズム」が植えつけられていく様は、
思い出すだけで心があたたまる。
笑顔や怒り、一挙手一投足、
感情表現はものの見事に体現せられ、
ストーリーに見事に吸い込まれた。
リアリティを追うより、
もちろんエンターテイメントとしてこの作品は
まずとらえるべきだ。
そう捉えていただけるのなら、
心底この作品をオススメしましょう。
予告編をどうぞ
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