友人、ヨシタカがとうとう東京を出て行きました。
わずか2年のうちに様々な思い出ができたもので、
映画鑑賞会をケーヤと私とヨシタカで結成したものの、
三人同時期に彼女ができるという奇跡的な運命は、
その活動、たった2回という結果をもたらした。
その後、私とヨシタカは同時期にその女と別れるという、
SHAZNA 改め 絆を感じさせた。
その後お互い、か弱い心、ブレークハートを、私たちは、
京都旅行、早稲田探訪、豆腐、餃子、酒、定食屋、中華料理屋、
四丁目カフェ、スモールミュージックに通うことで忘れようとした。
そんなある日、彼は歌いだす。
「ロック!パンク!ロックパンク!!!」
道すがら前を通り過ぎたロックテイストな男にぶちまけた、
完全にダサさしか残すことのない、彼なりのロックパンク讃歌だ。
ちなみに上記にあるフレーズを50回繰り返すんだ、
と彼は後日談として、ほくそ笑みながら語っていた。
いつしか、
radioheadの「Nude」 と キセルの「ベガ」は、
私たち二人、トポロジーというか共通な・・・
いやただ二人「やっぱこの歌いいわぁ。」
と毎回語り合うようになった。この歌のチョイスはさみしい男の象徴といえよう。
またそんな我らにはさらにハンバートハンバートが通底していた。
などなどもっと深々と書こうとも思ったが、
1か月に2度は東京に遊びに来るだろう彼に、
これ以上思い出を書き連ねる必要は全くなく、
むしろこの記事すら書く必要ないのでは、とも段々と思ってきた。
しかし、まぁ少なからず、この2年のうち、
私に最も多くの刺激と好奇を与えてくれたのは、
間違いなく彼であり、そんな彼にもう少し必要なのは、
やはり「ミーハー心」だろう。
この「ミーハー心」の足りないやつで、
つまらない奴を幾度と見てきたからだ。
でも、あの、「ロックパンク讃歌」は、永遠なるミーハー讃歌であり、
ひとつの表明ともいえる。
底知れぬ、キャパシティは、もっと彼自身、そして周囲の者を面白くさせてくれるだろう。
2009年3月29日日曜日
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