さて、音楽をいくつか。
・TOM JAMES SCOTT
ミニマルでありながらもそのギターの調べは、
まさに表情豊かであり、
時の流れというものの穏やかな側面を
ポップさとアンビンスの狭間で促す。
・High Places
いまさら紹介するのも、というくらい人気は出ているであろうこのユニット。
スリルジョッキーからのリリース。
このビート使いに合わせた気の抜けた女性ボーカルは、
アメリカの真骨頂といえる。ナイスポップ。
・FUQUGI
Alan Sparhawkのギターによるアルバムの、
あの轟々しい、ドローン作品が懐かしい。
さて、このFUQUGIもまた孤高のギタリスト然とした、
ギター音の永続的な響きは、
どちらかといえばアンビエント色の強い、
しかしながら細部にまで芸の効いたその音群は、
ヘッドホンミュージックともいえる。
・アカシモモカ
大分県の人らしい。
この手のポップサウンドは、
ふと気を抜いたときにポッと出てくる。
ローファイサウンド的であり、室内楽的でありという、
こういった音楽は現代的でもあり、
マーケティング次第では面白くもなりそうだ。
「アリキタリ」は良いと思う。
・Gala Drop
こちらはポルトガルから。
このトロピカル感というかエキゾ感は、
ポルトガル発ゆえなのか。
悪さをあまり見せつけることのない、
粘着性のない、サラサラとしながらも、
軽いスペーシー具合の効いたダブは実に心地よい。
よくぞ出てきた。乙。 3曲目の「crystals」を聴こう。
でもよく聞いたら「ITAL」、めっちゃ悪い音ジャン。
(音質が悪いってことじゃないよ)
※おすすめ動画
Work That! (Feat. Pharrell & Chris Brown)/Teriyaki Boyz
いやぁ、これがまたなかなかかっこいいんだよねぇ。
ファレルがずるい。さすが、ネプチューンズだ。
2009年3月30日月曜日
2009年3月29日日曜日
♯20 ヨシタカ(雑記)
友人、ヨシタカがとうとう東京を出て行きました。
わずか2年のうちに様々な思い出ができたもので、
映画鑑賞会をケーヤと私とヨシタカで結成したものの、
三人同時期に彼女ができるという奇跡的な運命は、
その活動、たった2回という結果をもたらした。
その後、私とヨシタカは同時期にその女と別れるという、
SHAZNA 改め 絆を感じさせた。
その後お互い、か弱い心、ブレークハートを、私たちは、
京都旅行、早稲田探訪、豆腐、餃子、酒、定食屋、中華料理屋、
四丁目カフェ、スモールミュージックに通うことで忘れようとした。
そんなある日、彼は歌いだす。
「ロック!パンク!ロックパンク!!!」
道すがら前を通り過ぎたロックテイストな男にぶちまけた、
完全にダサさしか残すことのない、彼なりのロックパンク讃歌だ。
ちなみに上記にあるフレーズを50回繰り返すんだ、
と彼は後日談として、ほくそ笑みながら語っていた。
いつしか、
radioheadの「Nude」 と キセルの「ベガ」は、
私たち二人、トポロジーというか共通な・・・
いやただ二人「やっぱこの歌いいわぁ。」
と毎回語り合うようになった。この歌のチョイスはさみしい男の象徴といえよう。
またそんな我らにはさらにハンバートハンバートが通底していた。
などなどもっと深々と書こうとも思ったが、
1か月に2度は東京に遊びに来るだろう彼に、
これ以上思い出を書き連ねる必要は全くなく、
むしろこの記事すら書く必要ないのでは、とも段々と思ってきた。
しかし、まぁ少なからず、この2年のうち、
私に最も多くの刺激と好奇を与えてくれたのは、
間違いなく彼であり、そんな彼にもう少し必要なのは、
やはり「ミーハー心」だろう。
この「ミーハー心」の足りないやつで、
つまらない奴を幾度と見てきたからだ。
でも、あの、「ロックパンク讃歌」は、永遠なるミーハー讃歌であり、
ひとつの表明ともいえる。
底知れぬ、キャパシティは、もっと彼自身、そして周囲の者を面白くさせてくれるだろう。
わずか2年のうちに様々な思い出ができたもので、
映画鑑賞会をケーヤと私とヨシタカで結成したものの、
三人同時期に彼女ができるという奇跡的な運命は、
その活動、たった2回という結果をもたらした。
その後、私とヨシタカは同時期にその女と別れるという、
SHAZNA 改め 絆を感じさせた。
その後お互い、か弱い心、ブレークハートを、私たちは、
京都旅行、早稲田探訪、豆腐、餃子、酒、定食屋、中華料理屋、
四丁目カフェ、スモールミュージックに通うことで忘れようとした。
そんなある日、彼は歌いだす。
「ロック!パンク!ロックパンク!!!」
道すがら前を通り過ぎたロックテイストな男にぶちまけた、
完全にダサさしか残すことのない、彼なりのロックパンク讃歌だ。
ちなみに上記にあるフレーズを50回繰り返すんだ、
と彼は後日談として、ほくそ笑みながら語っていた。
いつしか、
radioheadの「Nude」 と キセルの「ベガ」は、
私たち二人、トポロジーというか共通な・・・
いやただ二人「やっぱこの歌いいわぁ。」
と毎回語り合うようになった。この歌のチョイスはさみしい男の象徴といえよう。
またそんな我らにはさらにハンバートハンバートが通底していた。
などなどもっと深々と書こうとも思ったが、
1か月に2度は東京に遊びに来るだろう彼に、
これ以上思い出を書き連ねる必要は全くなく、
むしろこの記事すら書く必要ないのでは、とも段々と思ってきた。
しかし、まぁ少なからず、この2年のうち、
私に最も多くの刺激と好奇を与えてくれたのは、
間違いなく彼であり、そんな彼にもう少し必要なのは、
やはり「ミーハー心」だろう。
この「ミーハー心」の足りないやつで、
つまらない奴を幾度と見てきたからだ。
でも、あの、「ロックパンク讃歌」は、永遠なるミーハー讃歌であり、
ひとつの表明ともいえる。
底知れぬ、キャパシティは、もっと彼自身、そして周囲の者を面白くさせてくれるだろう。
2009年3月25日水曜日
♯19 京都・完(紀行)
さて、連続更新だ。
3日目。この日も早起きし、エクセルシオールで朝が始まるわけだ。
3日目。この日も早起きし、エクセルシオールで朝が始まるわけだ。
この日は、東福寺へ。最終目的だ。
重森三玲をうんと堪能し、京都の旅を終えるのはまさに理想なわけだ。
最後に京都駅を激写し、帰路につく。
途中、名古屋に下車し、味噌カツを食し、
本屋も徘徊し、あの豊橋→熱海間の各駅には辟易しつつも、
なんとか東京に着いたわけだが、
この東京の景色に、どこか安堵感をおぼえていたのは、
すっかり東京人となった自覚を得た。
さて、夜10時に東京に到着し、
明日仕事があるなんて考えずに、
タワレコに行き(いつやらタワレコといったら渋谷から新宿に)
じっくり堪能し、やっぱり東京は凄いとじわりと思い、
長い週末は終わった。
初日、名古屋の友に会えたのは、何かすごい嬉しかったし、
ヨシタカももう東京からいなくなっちゃうということで、
一緒に最後に遠出できて、よかったなぁ。
まぁ、あいつは金持ちだから月に2度は東京に遊びに来るだろう。
♯18 京都その2(紀行)
朝は必ずエクセルシオール。これが相場だ。
そして、早朝、鴨川。
知恩院、高台寺、金閣寺、大徳寺、無鄰菴と巡る。
枯山水の連続。
京都への憧れの象徴というべき、あぁ枯山水。
定番、回遊式庭園のその姿を、しかと心に焼き付けておいた。
めちゃくちゃ足が疲れた。久々にあんなに歩いた。
大徳寺周辺、北区。
京都といったら、みたいな感じで、meditationsへ。
品揃えは確かに良い。
しかし、タワレコやユニオンに比べ、どうにも落ちてしまうように見えてしまうのは、
もはや都会病といっても良いだろう。
十二分にこの日も満喫。泥のようにまた眠る。
2009年3月24日火曜日
♯17 京都その1(紀行)
さて、先週末は3連休だったものですから、
ほぼ、ノリのみで京都に行ってきた。
京都に行く計画は、本当に急で、ノリのみ、
と言っても差支えないほどの勢いでの旅だった。
金曜、朝5時に起床。
青春18切符を携え、ヨシタカと新宿集合、出発です。
まずは浜松で下車、WBCを見ながら、昔からありそうなお好み屋にて昼食。
名古屋組も京都に来る、という情報を得て、一層、興奮。
京都に着き、やはり清水寺へ。
3連休の京都は素晴らしき、賑わいでした。
眺め良し、買い食い良し、路地良し。
やっぱり京都は素晴らしい。
八つ橋、ねぎ焼き、そしてあの名前がわからない串最高でした。
さて、名古屋組とも別れ、僕らは夜の街へ。
金曜からの夜は2日間、祇園で過ごすことにした。
夕飯は、最後の写真にもあるように、
川のほとりにある、何ともオシャレな「くりお」でまずはビールを喰らい、
そして、その近くにある「鴨川ラーメン 初代高岡家」へ。
ここの醤油ラーメンのスープは、初めての味で、
あっさりと、これまた美味かった。絶妙。 メンマじゃなくて筍だ。
とまぁ1日目は移動に時間をかけすぎたためなのか、おしまい。
泥のように眠りました。
これから毎日、泥のように眠ることになるとも知らずに。
ほぼ、ノリのみで京都に行ってきた。
京都に行く計画は、本当に急で、ノリのみ、
と言っても差支えないほどの勢いでの旅だった。
金曜、朝5時に起床。
青春18切符を携え、ヨシタカと新宿集合、出発です。
まずは浜松で下車、WBCを見ながら、昔からありそうなお好み屋にて昼食。
名古屋組も京都に来る、という情報を得て、一層、興奮。
京都に着き、やはり清水寺へ。
3連休の京都は素晴らしき、賑わいでした。
眺め良し、買い食い良し、路地良し。
やっぱり京都は素晴らしい。
八つ橋、ねぎ焼き、そしてあの名前がわからない串最高でした。
さて、名古屋組とも別れ、僕らは夜の街へ。
金曜からの夜は2日間、祇園で過ごすことにした。
夕飯は、最後の写真にもあるように、
川のほとりにある、何ともオシャレな「くりお」でまずはビールを喰らい、
そして、その近くにある「鴨川ラーメン 初代高岡家」へ。
ここの醤油ラーメンのスープは、初めての味で、
あっさりと、これまた美味かった。絶妙。 メンマじゃなくて筍だ。
とまぁ1日目は移動に時間をかけすぎたためなのか、おしまい。
泥のように眠りました。
これから毎日、泥のように眠ることになるとも知らずに。
2009年3月17日火曜日
♯16 先週末(雑記)
先週末というか最近の入荷物一覧。
音源
・Joe Meek「I HEAR A NEW WORLD」
・Pablo Paz「AM」
・Sonic Youth med Mats Gustafsson og Merzbow 「Andre Sider Af Sonic Youth」
・HOLGER CZUKAY「Canaxis」
書籍
・ デザインのデザイン:原研哉
・ 都市への/からの視線:若林幹夫
・ 暗殺国家ロシア:寺谷ひろみ
・ 恐るべき子供たち:ジャン・コクトー
・ 肉体の悪魔:レイモン・ラディゲ
・ わたしのおせっかい談義:沢村貞子
・ 老いの道づれ:沢村貞子
卒読した書籍
・宇宙エレベーター:アニリール・セルカン
(宇宙は、科学は、ロマンだ。今のところ、タイムマシンで過去に戻っても、
未来を変えることができない、というのが定説である。
どうにもこうにも、私自身、過去に戻って未来を変えたい思いではあるが。
未練タラタラ野郎と言われるのも、卒業しなくてわ。)
・テクノ/ロジカル/音楽論―シュトックハウゼンから音響派まで :佐々木敦
(サブタイトル通り、シュトックハウゼン等の黎明期電子音楽から音響派、
さらにはテクノロジーに関しての詳しい論考が書かれているのだが、
どうにもこうにも多少のエゴが垣間見える彼の文体は苦手だ。
しかし、参考文献として残っていく著作ではあると思う。)
しばらく更新滞ってしまいました。
今週末はいよいよ楽しみの・・・
詳細は週明けにでも。
それ以外、また何かあったら更新します。
※おすすめ動画
Vashti Bunyan - Trawlerman's Song
この歌声はやはり永遠だが、
この曲のギターだけでも、正直イケる。ヌケる。
音源
・Joe Meek「I HEAR A NEW WORLD」
・Pablo Paz「AM」
・Sonic Youth med Mats Gustafsson og Merzbow 「Andre Sider Af Sonic Youth」
・HOLGER CZUKAY「Canaxis」
書籍
・ デザインのデザイン:原研哉
・ 都市への/からの視線:若林幹夫
・ 暗殺国家ロシア:寺谷ひろみ
・ 恐るべき子供たち:ジャン・コクトー
・ 肉体の悪魔:レイモン・ラディゲ
・ わたしのおせっかい談義:沢村貞子
・ 老いの道づれ:沢村貞子
卒読した書籍
・宇宙エレベーター:アニリール・セルカン
(宇宙は、科学は、ロマンだ。今のところ、タイムマシンで過去に戻っても、
未来を変えることができない、というのが定説である。
どうにもこうにも、私自身、過去に戻って未来を変えたい思いではあるが。
未練タラタラ野郎と言われるのも、卒業しなくてわ。)
・テクノ/ロジカル/音楽論―シュトックハウゼンから音響派まで :佐々木敦
(サブタイトル通り、シュトックハウゼン等の黎明期電子音楽から音響派、
さらにはテクノロジーに関しての詳しい論考が書かれているのだが、
どうにもこうにも多少のエゴが垣間見える彼の文体は苦手だ。
しかし、参考文献として残っていく著作ではあると思う。)
しばらく更新滞ってしまいました。
今週末はいよいよ楽しみの・・・
詳細は週明けにでも。
それ以外、また何かあったら更新します。
※おすすめ動画
Vashti Bunyan - Trawlerman's Song
この歌声はやはり永遠だが、
この曲のギターだけでも、正直イケる。ヌケる。
2009年3月8日日曜日
♯15 アート情報(アート)
パソコン購入しまして、 (あまりに前のパソコンが皆からのクレームが多くて)
i-tunesの編集作業が全然終わりません。クソっ!
行く予定の展覧会を備忘録変わりに走り書き。。。
・東京現代美術館・・・池田亮司展(4月2日〈木〉→6月21日)
もはや、音楽は音楽のためのものではないです。
・森美術館・・・万華鏡の視覚(4月4日→7月5日)
カールステン・ニコライも参加ということでチェックしておかなくては、と。
スーパーデラックスで、4月4日、notoのライブもあり。
※おすすめ動画
Altered Images - Happy Birthday
ナイスなハッピーバースデイソング。
ただ歌詞の内容は知りません。
i-tunesの編集作業が全然終わりません。クソっ!
行く予定の展覧会を備忘録変わりに走り書き。。。
・東京現代美術館・・・池田亮司展(4月2日〈木〉→6月21日)
もはや、音楽は音楽のためのものではないです。
・森美術館・・・万華鏡の視覚(4月4日→7月5日)
カールステン・ニコライも参加ということでチェックしておかなくては、と。
スーパーデラックスで、4月4日、notoのライブもあり。
※おすすめ動画
Altered Images - Happy Birthday
ナイスなハッピーバースデイソング。
ただ歌詞の内容は知りません。
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