2011年3月18日金曜日

♯250 地震以後

 この度の地震により、
様々な動きが各界で見られています。
そういった動きは被災者に届いているのかはわかりません。
しかし、それらは「届け」という思いから、
動かされているのだと思います。
そんな中から見つけた、私的に、「いいなぁ」
と思ったものを紹介していきます。


七尾旅人 / 帰り道
(地震後、音楽に手をつけれなかったようですが、
数日経ち、ようやく音楽に手をつけることができたという。
こういう時に音楽家としてどうすれば良いのだろう。
そう思い巡ったという。そんな彼が、
被災地に捧ぐ、珠玉の詞、歌声。)



立教新座高校の校長先生が、卒業生へ宛てた言葉です。
(こういう時分に卒業した生徒たちに送る最大限の言葉ではないでしょうか。
こういった言葉を捧げられる生徒は、
将来どのように成長していくのだろう。
いや、大事なのは成長なのじゃない。
海原に立つ心、である。
これ以上のメッセージは、無かろう)


曽我部恵一「春の嵐」
(「ぼくらの今日が今まででいちばん美しいって思えるかい?」
この言葉は震災後と以前では、正直今の私にとって、
重さが違っていたと思う。
被災地にこの歌詞すべて、届いて欲しい。)


被災地のあなたへ / 狐火
(タイトルからして実にダイレクトです。
「どうしても今日中に作りたかったので」と
本人は言葉を添えてツイートしていた。
震災に対し、感じた、思い浮かんだ言葉の数々を、
一挙に込めて曲にした感じをうける。
思いの強さをとても感じる)



クロアチアの反政府デモ隊が、日本大使館前で停止し黙祷
(国境を越えた支援の声、姿というのは、
この震災がいかに大規模なものかを知らしめる。
彼らはその国の中で正しい行動をしている最中なのかどうかは、
僕の知るところではないが、国を思ってのことなのだろう。
国を愛すること。それは自国だけのことじゃないのだろう。
他国への敬意・愛も、国を愛するということなんじゃないかな。
と、信じたい。)


心に残るつぶやき
(ツイッターでの心に残るつぶやきを集めたもの。
これは地震以後のもので、つまり、
以後の人々の行動の記録である。
日本に生まれて良かったな、なんて思ったり。
当時ちょうど地震で心がヒヨった僕は、
思わず涙をホロリしてしまった)



節電ポスター
(地震以後「節電」という言葉がよく飛び交う。
そう、計画停電云々よりも、
人々はすでに節電で動いてくれている。
人々がそうすることで、人から人へ、そして企業へ、
そして自治体へ、と節電の波は止まらない。
いやいやながらも節電している人もいるかもしれない。
ただ「節電している」というその行動の事実に
まずは直視すべきなのだ)


EL NINO /
Love and peace to people on all the earth from Fukuoka

(Olive Oil + MC FREEZによる支援ソング。
Olive Oilの言葉がまた染みた。
「オレタチコレシカネエカラ コレヲ…」
その行動力は必ずや、届いてくれる、と信じて。)


テニスコーツ「上を向いて歩こう」
(3月12日 旧グッゲンハイム邸にてのもの。
地震以後のライブ。坂本九とはまた違う趣き。
彼女の声だから可能である表現がある。)


'KIZUNA' by Valerio Berruti & Ryuichi Sakamoto
(コメント欄の「Be strong Japan, rise again」
これも染みますね。
KIZUNAというタイトル。
そしてこの楽曲。教授、ホント凄い)


number0
(僕の大好きなバンドnumber0も動きました。
「今朝 Twitter で number0 の音楽を聴いて
安心したと書かれているのを見ました。
どれくらい届くかわからないけれど、
同じように誰かの助けになるかも知れない、
一人の助けにでもなれるならと思い、
未発表音源を 4 曲配信することに決めました。」
当初、Fujiiさんは音楽家としてどうすべきか、
とても悩んでおられました。
そういった末のこの決断に感謝。
必ずや届く。絶対に、届く。)



「また再建しましょう」
(被災地で救助されたおじいさんのお言葉。
地震によって破壊された我が家を後に、
この言葉を透き通った笑顔で語る。
強い。本当に強い。そしてその強さに、涙はとまらない。
しかし泣いていてはじいさんに叱られるな。
泣いてる場合ではない。再建しよう!と。)


「to U」Bank Band with Salyu
(地震発生後にラジオでこの曲が流れた。
このタイミングで作られた曲ではないが、
あまりに歌詞は私の中の様々なところでリンクした。
どうにか届け!と放送された東京FMの番組で、
ホントに届いて欲しい、届いてくれ、と心から思った。
たくさんの便りには現地の声や、
現地に向けた声も紹介されていた。
ラジオの力の凄さを思い知らされたそのタイミングで
出会ったこの曲をぜひ。)


cero / 大停電の夜に
(地震で青森は停電になった。
約丸一日の停電だった。被害としては小さいだろう。
たった一日ながら、その寒さは堪えた。。
そんな折にふとこの曲が。
タイミングがもたらした1曲。
あの一夜は忘れ難いし、と同時に思い起こされるのは、
私にとってこの曲なのであった)


以上、長々とすみません。
でもこれでもまだまだ紹介しきれていないのです。
地震に、被災地に関しては、
みんなの思いは一つといっても良い。
笑顔よ戻れ。

そのためにたくさんの人は動くし、
僕はささやかにしか動けないが、
そういった思いがたくさん届くことを祈って。






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